電気ケトル|選び方・使い方・手入れ
お湯が沸くまでの数分を短くしてくれる道具です。電気ケトルは一杯分だけ沸かせるのが強みで、お茶にも下ごしらえにも使えます。選び方と長く使うための手入れをお話しします。
電気ケトルとは
電気ケトルは、内側の発熱体で水を直接温め、沸騰すると自動で止まる湯沸かし器です。1杯分なら1分ほど、満水でも5分前後で沸くため、必要なときに必要なだけ湯を作れます。
種類と違い
- 樹脂製 ── 軽くて安価です。本体が熱くなりにくい一方、においが移ることがあります。
- ステンレス製 ── 丈夫で保温がききます。本体が熱くなるので置き場所に気を配ります。
- ガラス製 ── 中の湯が見えて手入れがしやすい反面、重く割れやすい面があります。
- 温度設定つき ── 60〜100℃を段階で選べます。玉露や紅茶を淹れ分けたい方向きです。
- 細口注ぎ口 ── 湯を細く落とせます。コーヒーを自分で淹れる方に向いています。
選び方
- まず容量です。一人か二人暮らしなら0.8L前後、家族で使うなら1.0〜1.2Lが扱いやすい大きさです。
- 空だきを止める機能と、転倒したときに湯がこぼれにくい構造があるかを確かめます。
- 注ぎ口の太さを見ます。カップ麺や鍋に注ぐことが多いなら広口、コーヒーなら細口です。
- 口の広さも大切です。手が入る広口なら、内側を布で拭けて手入れが続きます。
使い方
- 水は最低水位線と満水線の間に入れます。線を超えると沸騰時に吹きこぼれます。
- 沸いたら電源プレートから外して注ぎます。台に置いたまま傾けると不安定です。
- 使い終わったら残った湯は捨てます。置きっぱなしは内側に白い付着物が出る原因になります。
お手入れ
- 週に一度、内側を柔らかい布で拭きます。金属たわしは内面を傷めるので使いません。
- 白い付着物が出たら、水1Lにクエン酸小さじ2を溶かして沸かし、1時間置いてからよくすすぎます。
- 電源プレートの接点は乾いた布で拭き、濡らさないようにします。通電不良を防げます。
講師への質問
- 内側の白い汚れは落とせますか
- 落とせます。クエン酸を溶かした水を沸かして放置し、すすげば取れます。2〜3か月に一度を目安にすると溜まりません。
- 電気ポットとどちらがいいですか
- 少量を都度沸かすなら電気ケトル、一日中お湯を使うなら保温できる電気ポットです。使う頻度で選ぶと無駄がありません。
- 沸かした湯をそのまま入れっぱなしにしてもいいですか
- おすすめしません。残り湯は捨てて、その都度新しい水を入れてください。内側の汚れとにおいの元を減らせます。