お菓子の花束|手順と時間の目安
包みの色を花に見立てて束ねると、驚くほど華やかになるのがお菓子の花束です。卒業や誕生日の贈り物に向き、材料も道具も台所と文具箱でそろいます。組み方の手順をひとつずつお話しします。
40分目安時間
なぜ・いつ必要か
生花を贈りにくい場面、たとえば持ち帰りが長い日や飾る場所がない相手に向く贈り物です。個包装の菓子を束ねるので分けて配ることもでき、受け取った側が困りません。
用意するもの
- 個包装の菓子15〜25個(棒付きの飴やひと口サイズの焼き菓子が組みやすい)
- 竹串または細い木の棒20本ほど
- 透明の包装フィルムとラッピングペーパー各1〜2枚
- セロハンテープ、輪ゴム、リボン
手順
菓子の裏に竹串をあて、セロハンテープで二か所留めて花の茎を作ります。
理由: 二か所留めると持ち上げたときに首が折れません。
串の長さを3種類に切り分け、高さに差を付けます。
理由: 高さがそろうと平らに見えます。差が立体感を生みます。
背の高いものを中心に置き、周りを低いもので囲むように束ねます。
理由: 中心から外へ渦を描くように足すと形が崩れません。
束ねた根元を輪ゴムで二重に留め、上から手で形を整えます。
理由: 先に輪ゴムで留めてからリボンを掛けると緩みません。
透明フィルムで全体を包み、根元をすぼめてテープで留めます。
理由: 透明を先に巻くと中身が見え、菓子も汚れません。
ラッピングペーパーを扇形に巻いて重ね、リボンを結んで仕上げます。
理由: 紙は二枚を角度をずらして重ねると花びらのように見えます。
よくある失敗
- 菓子が重すぎて首から垂れる。ひと口サイズを選び、重いものは根元近くに配置します。
- 束ねてから高さを直そうとして崩れる。串を切る段階で高さを決めておきます。
- 常温で溶ける菓子を選んでしまう。夏はチョコレート系を避け、飴や焼き菓子にします。
活用できる料理・場面
- 卒業や退職の見送りで、荷物にならない贈り物として渡す。
- 誕生日の食卓に置き、ケーキの代わりの飾りにする。
- 子どもの集まりで、そのまま人数分に分けて配る。
- 手土産として持参し、その場で開けて皆で取り分ける。
講師への質問
- 夏に作るときはどうすればいいですか
- 溶けない菓子だけで組みます。飴、せんべい、焼き菓子が向きます。渡すまで1時間を超える日は、保冷剤を根元に忍ばせます。
- 花束が自立しないときはどうすればいいですか
- 根元の串の長さをそろえて切り、輪ゴムを二重にします。それでも傾くなら、中心に太めの棒を一本足して芯にします。
- 何個くらい用意すればいいですか
- 片手で持てる大きさなら15〜20個が目安です。25個を超えると重くなり、根元が緩みやすくなります。