赤湯ラーメン|特徴・食べ方・由来
丼の真ん中に、赤い山がのって出てきます。赤湯ラーメンは、山形の温泉地で生まれた辛味噌をのせた一杯で、混ぜる量で辛さを自分で決められるのが面白いところです。特徴と食べ方をご案内します。
赤湯ラーメンとは
赤湯ラーメンは、山形県南陽市の赤湯地区で生まれたとされるラーメンです。丼の中央に唐辛子を練り込んだ辛味噌をのせて出すのが最大の特徴で、食べ手が溶かす量を加減しながら辛さを調整します。味噌を土台にした一杯が知られていますが、醤油や塩に辛味噌を合わせる店もあります。
特徴
- 辛味噌が別に乗って出てくる点です。溶かさなければ辛くないので、辛いものが苦手な方でも食べ進められます。
- 麺は太めの縮れ麺を使う店が多く、味噌のスープをよく持ち上げます。
- 雪の多い土地の一杯らしく、体が温まる濃いめの味付けになっています。
食べ方・楽しみ方
- 最初のひと口は辛味噌を崩さずに飲んでください。土台のスープの味を知ってから辛さを足すのが順序です。
- 辛味噌は端から少しずつ溶かします。全部混ぜると後戻りできません。
- 太い縮れ麺は伸びやすいので、先に麺から食べ進めます。ご飯を合わせるなら後半に頼んでください。
家で楽しむなら
家で作るなら、味噌ラーメンのスープを用意し、別に辛味噌を練って乗せるのが要です。辛味噌は味噌大さじ2、一味唐辛子小さじ1、ごま油小さじ1、砂糖小さじ1/2を混ぜれば形になります。関連して作りやすいのは、味噌ラーメン、辛味噌の薬味、太い縮れ麺の炒め麺です。
由来
温泉地の食堂で提供されていた味噌ラーメンに、辛味を別添えする工夫が加わって広まったと伝えられています。溶かす量で辛さを選べる形が受け入れられ、周辺の店に流儀が引き継がれて地域の名物になりました。
講師への質問
- 辛いのが苦手なときはどうすればいいですか
- 辛味噌を溶かさず、端に寄せたまま食べてください。それでも辛みが移るのが気になる方は、注文時に別皿を頼めます。
- 辛くしすぎたときはどうすればいいですか
- スープを足すより、卓上のすりごまやバターを少量加えてください。油分が辛みを包んで角が取れます。