烏丸のランチ|特徴・食べ方・由来
烏丸のランチは、勤め先の集まる通りらしい手早さと、京都らしい丁寧さが同居しています。町家を改装した店から地下の定食屋まで幅が広い街です。時間帯の目安と選び方、家での献立をご案内します。
烏丸のランチとは
烏丸のランチとは、京都市の中心を南北に走る烏丸通の周辺で食べられる昼の食事のことです。地下鉄の駅が通り沿いに並び、周りに勤め先と学校が集まっているため、平日の昼は短時間で食べられる店の需要が高い区域です。一本東西の通りへ入ると、町家を生かした落ち着いた店が現れます。
特徴
- 通り沿いは回転の速い店、路地に入ると腰を落ち着ける店という並びです。歩く距離が数十mで性格が変わります。
- だしを立てた薄めの味付けの店が多く、うどんやおばんざいの定食にその特徴がよく出ています。
- 昼だけ手ごろな値段で出す店が目立ちます。夜は敷居の高い店でも、昼膳なら1,500円前後で座れることがあります。
食べ方・楽しみ方
- 12時から13時は勤め先の方で埋まります。11時半までに入るか、13時15分以降に回すと待ち時間が消えます。
- 路地の店は席数が少ないので、予約ができるか電話で確かめてから向かうのが確実です。
- おばんざいの定食は品数で選びます。小鉢が三つ以上付く形なら、それだけで野菜の量が足ります。
家で楽しむなら
京都らしい昼膳は、だしと小鉢の考え方さえ持ち帰れば家で作れます。薄口しょうゆを一本置いておくと、色を濃くせずに味を決められるようになります。おばんざい風の炊いたん、だしのきいたうどん、卵とじの丼のあたりが作りやすい料理です。
由来
烏丸通は都の南北の主要な通りの一つとして古くから人の往来があり、近代に入って官庁や商いの拠点が集まりました。働く人が増えるにつれて昼の食事を出す店が並び、老舗と新しい店が同じ通りに混じる今の顔ぶれになっています。
講師への質問
- 予約なしで入れる店を探すにはどうすればいいですか
- 通り沿いの券売機のある店か、地下の定食屋を選んでください。路地の町家の店は席数が少なく、予約が前提のことが多いものです。
- 観光の合間に昼をとるにはどうすればいいですか
- 13時以降に時間をずらすのがいちばん楽です。勤め先の昼休みが終わってからは、どの店も落ち着いて座れます。
- 京都らしい昼を短時間で味わうにはどうすればいいですか
- だしのきいたうどんかそばの一杯を選んでください。15分で食べ終わり、それでも土地の味がはっきりわかります。