南部せんべいチョコ|特徴・食べ方・由来
香ばしく焼いた小麦の煎餅にチョコレートを重ねた南部せんべいチョコは、青森と岩手で親しまれてきた土産菓子です。生地の違い、食べ方、持ち帰るときの扱いをお伝えします。
南部せんべいチョコとは
南部せんべいは、小麦粉と塩を練って丸い型で焼き上げた素朴な煎餅で、青森県南部から岩手県北部にかけての郷土菓子です。そのせんべいの片面や全面にチョコレートをかけた品が南部せんべいチョコで、土産物売り場や道の駅で定番になっています。塩気のある生地と甘いチョコが打ち消し合わず、互いを立てる組み合わせになっています。
特徴
- 生地に塩気があるため、チョコの甘さが重くならず後を引きます。
- 縁の薄い「みみ」が香ばしく、割ったときの食感の差も楽しみのひとつです。
- ごま入りや落花生入りなど、下地のせんべいの種類で味わいが変わります。
食べ方・楽しみ方
- 常温で、手で割って一片ずつ食べるのがいちばん香りが立ちます。
- 熱い緑茶やブラックコーヒーを添えると、甘さが後に残りません。
- 夏場は冷蔵庫で十分ほど冷やすと、チョコが締まって割りやすくなります。
家で楽しむなら
家でも近い形は作れます。市販の南部せんべいを買い、湯煎で溶かしたチョコレートを片面に薄く塗って冷やすだけです。同じ考え方でクッキーのチョコがけ、ラスク、ナッツのチョコ和えにも応用できます。
由来
南部せんべいは、小麦を育てやすい寒冷な土地で保存の利く食べ物として広まったと伝えられています。チョコをかけた品は近年になって土産物として作られるようになり、今では定番の顔ぶれのひとつになっています。
講師への質問
- 夏に持ち帰るときはどうすればいいですか
- 保冷剤を入れた袋に横向きに寝かせて運んでください。車内に置きっぱなしにすると溶けて表面が白くなります。
- 湿気てしまったときはどうすればいいですか
- チョコがかかっているので焼き直しはできません。密閉容器に乾燥剤と一緒に入れ、早めに食べきるのが現実的です。