札幌の海鮮丼|特徴・食べ方・由来
北の海の幸を一杯に盛り込んだ札幌の海鮮丼は、市場の朝にも夜の食事にも似合います。ネタの顔ぶれ、注文の仕方、時間帯による違い、家での楽しみ方までお伝えします。
札幌の海鮮丼とは
札幌の市場や飲食店街で出される、酢飯や白飯の上に魚介を並べた丼です。北海道各地から集まる魚介を扱うため、うに、いくら、ほたて、かに、まぐろなど、一杯に載る顔ぶれの幅が広いのが特徴になります。市場の周辺では朝から営業する店が多く、朝食として食べられるのもこの街ならではです。
特徴
- 時期によって主役が変わり、夏はうに、秋はいくら、冬はかにが目立ちます。
- ネタを自分で選べる「わがまま丼」の形式を用意する店があります。
- 市場に隣接する店は朝七時前後から開き、観光の初日から使えます。
食べ方・楽しみ方
- まず一種類ずつ、醤油を少しつけて味を確かめてから全体を崩します。
- 醤油は丼全体にかけず、小皿に取って一切れずつ付けると味が濁りません。
- 市場の店は朝が最も品ぞろえが厚く、昼を過ぎると売り切れが出ます。
家で楽しむなら
家で作るなら、材料の表示をまず確かめます。刺身用と表示された切り身といくらを買い、その日のうちに使いきるのが原則です。酢飯を炊いて冷まし、上に並べて刻み海苔と大葉を添えれば十分に形になります。合わせるのは、あら汁、茶碗蒸し、だし巻き卵の三品が収まりよくまとまります。
由来
札幌は北海道各地の物流が集まる街として発展し、市場を中心に魚介を扱う店が増えました。丼の形で気軽に出す店が広まったのは近年で、今では観光の目的のひとつになっています。
講師への質問
- ネタが多くて選べないときはどうすればいいですか
- その日のおすすめを尋ねてください。仕入れのよいものを教えてくれます。三種盛りから始めれば、量も値段も見当がつきます。
- 生の魚介が苦手な家族がいるときはどうすればいいですか
- 焼いた鮭やほぐした身、加熱したほたて、卵焼きを合わせた丼にしてください。同じ器の中で組み合わせを変えれば全員が食べられます。