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狭山茶|特徴・食べ方・由来

湯呑みに注いだ瞬間の濃い香りが、狭山茶の持ち味です。埼玉県西部で作られる日本茶で、仕上げの火入れを強めにかけるため香ばしさが際立ちます。産地の特徴と、家庭でおいしく淹れる温度の目安をお話しします。

狭山茶とは

結論から申しますと、狭山茶は埼玉県西部の狭山丘陵周辺で作られる日本茶の呼び名です。産地としては北寄りにあたり、冬の寒さで葉が厚くなるといわれます。仕上げに強めの火入れをかける作り方が受け継がれています。

特徴

  • 火入れの香りが強く、湯呑みに注いだときの立ち上がりがはっきりしています。
  • 葉が厚めで、二煎目、三煎目まで味が続きやすいのが特徴です。
  • 渋みと甘みの差がはっきりしており、湯温を下げると甘みが前に出ます。

食べ方・楽しみ方

  • 急須に茶葉3gを入れ、70〜80度に冷ました湯150mlを注ぎ、1分待ってから注ぎ分けます。
  • 二煎目は湯温を少し上げ、待ち時間を20秒ほどに短くすると香りが立ちます。
  • 香ばしさを楽しみたい日は、少し高めの湯で淹れて甘い菓子と合わせてください。

家で楽しむなら

急須がなくても、茶こし付きの湯呑みで十分においしく淹れられます。湯を注いだあとは急須を揺すらず、最後の一滴まで注ぎきると二煎目が濁りません。合わせて楽しみたいのは、あんこの和菓子、きなこのおはぎ、塩気のあるおかきの三品です。

由来

江戸時代の後半に、この地域で茶づくりが広がったと伝えられています。仕上げの火入れを強くかける手法が定着し、現在まで受け継がれています。

講師への質問

渋くなってしまうときはどうすればいいですか
湯温が高すぎます。沸かした湯を湯呑みに一度移して70度前後まで下げ、待ち時間も1分以内に短くしてください。
買った茶葉の保存はどうすればいいですか
袋の口を閉じて缶に入れ、冷暗所で1か月以内が目安です。においの強い食品のそばは避けてください。
水出しにしてもいいですか
できます。茶葉10gに水1リットルを注ぎ、冷蔵庫で3時間置いてください。渋みが出にくく、すっきりした味になります。

更新日: 2026-09-09 | 運営者情報 | 免責事項