ほうじ茶|種類と淹れ方のコツ
湯のみに注いだ瞬間に立ちのぼる香ばしさが、ほうじ茶のいちばんの持ち味です。茶葉の選び方から高い温度で手早く淹れるこつ、食事に合わせる考え方まで、教室でお話ししている順にご案内します。
ほうじ茶とは
ほうじ茶は、緑茶の茶葉を強めの火で炒って作るお茶です。炒ることで渋みが和らぎ、香ばしい香りと澄んだ茶色い水色になります。
種類
- 茎ほうじ茶
- 番茶を炒ったほうじ茶
- 煎茶を炒ったほうじ茶
- 浅炒りの軽いタイプ
- 深炒りの香ばしいタイプ
- 粉末のほうじ茶
- 水出し用のティーバッグ
家での淹れ方・作り方
急須に茶葉を、湯200mlに対して3gを目安に入れます。
理由: 緑茶より多めに使うと香りが立ちます。
湯を沸騰させ、そのまま95度前後で注ぎます。
理由: 温度が高いほうが香ばしさがよく出ます。
ふたをして30秒待ちます。
理由: 長く置くと渋みと苦みが出てきます。
湯のみに少しずつ回し注ぎ、最後の一滴まで出し切ります。
理由: 残すと二煎目が濃くなりすぎます。
二煎目は湯を注いですぐに出します。
理由: 茶葉が開いているので抽出が早く進みます。
相性のよい食べ物
- 焼き魚
- おにぎり
- みたらし団子
- 揚げ物
コツ
- 香りが飛びやすいので、密閉して冷暗所に置き、開封後1か月を目安に使い切ります。
- 水出しにするなら、水1リットルに茶葉10gを冷蔵庫で6時間が目安です。
- 食後に飲むなら、高い温度で短く淹れると後味が軽く仕上がります。
講師への質問
- 苦くなってしまうときはどうすればいいですか
- 待ち時間が長すぎます。30秒で注ぎ切り、茶葉の量を0.5gずつ減らして調整してください。
- 夜に飲みたいときはどうすればいいですか
- 茎の部分が多い茶葉を選び、湯の量を増やして薄めに淹れると軽い味になります。
- 子どもにも出したいときはどうすればいいですか
- 湯の量を1.5倍にして薄めに淹れ、人肌まで冷ましてから出してください。