天文館のカフェ|特徴・食べ方・由来
天文館のカフェは、削り氷の白い山と昔ながらの喫茶が同居しているところが面白い街です。散策の合間に腰を下ろせる店が多く、季節で顔が変わります。歩き方と楽しみ方、家での再現をご案内します。
天文館のカフェとは
天文館のカフェとは、鹿児島市の中心にある天文館という繁華街に並ぶ喫茶やカフェのことです。アーケードの商店街が何本も交わる区域で、古くからの喫茶店と新しい焙煎の店、甘味の店が近い距離に集まっています。練乳をたっぷりかけた削り氷が土地の名物として親しまれています。
特徴
- アーケードの下に店が続くため、雨の日でも傘を差さずに何軒か回れます。散策と休憩を交互にはさむ歩き方に向いた造りです。
- 削り氷を通年で出す店があるのが土地柄です。夏だけの菓子という感覚が薄く、冬でも頼む人がいます。
- 昔ながらの喫茶店が現役で、深煎りのコーヒーと厚切りトーストという組み合わせが今も残っています。
食べ方・楽しみ方
- 削り氷は大きさを先に確かめてください。一人前でも二人で分ける前提の量の店があり、頼んでから驚くことがあります。
- 夏の午後は待ち時間が出ます。14時前に入るか、夕方の涼しくなる時間に回すと落ち着いて座れます。
- 商店街は通りごとに店の性格が違います。焙煎の店は路地に、甘味の店は表通りに面していることが多い並びです。
家で楽しむなら
削り氷は道具さえあれば家でも近い形になります。氷は製氷皿ではなく、水を一度沸かして冷ましたものをゆっくり凍らせると、削ったときにふわりと積もります。練乳をかけた削り氷、あんみつ、フルーツののったかき氷のあたりが作りやすい組み合わせです。
由来
天文館という名は、江戸時代にこの地へ天体観測と暦作りのための施設が置かれたことに由来すると伝えられます。その跡地の周りに商いが集まり、劇場や商店街が育つなかで喫茶の店も増えていきました。
講師への質問
- 削り氷を頭が痛くならずに食べるにはどうすればいいですか
- 外側から少しずつ削るように食べ、温かい飲み物を一緒に頼んでください。ほうじ茶を挟むと最後まで味がわかります。
- 一人で入りやすい店はどうやって探せばいいですか
- カウンター席の見える喫茶店を選びます。焙煎の店は席数が少ない分、一人客が前提の造りになっていることが多いものです。
- 土産に持ち帰れる甘味はどうすればいいですか
- 常温の焼き菓子か、真空包装の練り菓子が向きます。冷たい甘味は持ち歩けないので、その場で味わってください。