レンジで茶碗蒸し|手順と時間の目安
蒸し器を出さずに、あのなめらかな舌ざわりが作れます。レンジで茶碗蒸しを仕上げる手順は、加熱を短く区切るのが要で、覚えておくと寒い日の一品がぐっと近くなります。
12分目安時間
なぜ・いつ必要か
蒸し器の準備と後片付けが省けるうえ、一人分だけ作れるのが電子レンジの利点です。夕食にあと一品足したいときや、食欲がないときの軽い献立にも向いています。
用意するもの
- 耐熱の器(口の広い湯のみやマグカップ)
- ラップ
- ざるまたは茶こし
手順
卵1個をよく溶き、冷ましただし汁150gと塩小さじ1/5、しょうゆ小さじ1/3を混ぜます。
理由: だしが熱いと卵が先に固まり、口当たりが粗くなります。
茶こしで一度こし、器に鶏肉やかまぼこ、しいたけを入れて卵液を注ぎます。
理由: こすと卵のかたまりが取れ、なめらかに仕上がります。
具の鶏肉は1cm角にして、あらかじめ熱湯で2分ゆでてから使います。
理由: 短時間の加熱では鶏肉の中心まで火が通りきりません。
ふんわりラップをかけ、200W(または解凍モード)で3分加熱します。
理由: 低いワット数でゆっくり固めるのが、すが入らない一番のこつです。
いったん止めて2分置き、さらに200Wで2分加熱します。
理由: 途中で休ませると余熱が中心まで届き、加熱むらが減ります。
表面を軽く押して弾力があり、澄んだ汁が出れば完成です。ゆるければ30秒ずつ足します。
理由: 卵は中心まで固まるまで加熱します。生に近い状態では出しません。
よくある失敗
- すが入って穴だらけになる ── ワット数が高すぎます。200W以下で、時間を分けて加熱してください。
- 外側だけ固まって中心が液状 ── 一度に長く加熱したためです。3分・休み2分・2分の三段に分けます。
- 味がぼやける ── だしと卵の比率が合っていません。卵1個に対しだし150gを守ると安定します。
活用できる料理・場面
- 寒い日の献立にあと一品
- 食欲がないときの軽い夕食
- 来客の前菜として
- 年配の家族向けの食べやすい一品
講師への質問
- ワット数の設定がない電子レンジではどうすればいいですか
- 解凍モードを使ってください。それもなければ600Wで40秒加熱して1分休ませる、を5〜6回繰り返します。
- 具は何を入れればいいですか
- かまぼこ、しいたけ、ぎんなん、みつばが定番です。鶏肉やえびを入れるなら、先に加熱してから卵液に沈めてください。
- 何人分まで一度に作れますか
- 2人分までにしてください。3個以上を並べると加熱にむらが出ます。2個なら時間を1.5倍にして様子を見ます。