梅ジュース|種類と淹れ方のコツ
梅の実が瓶の中で少しずつしぼみ、透きとおったシロップが上がってきます。梅ジュースの作り方は氷砂糖と梅を交互に重ねるだけで、初夏に仕込めば夏じゅう楽しめる一本になります。
梅ジュースとは
梅ジュースは、青梅を氷砂糖に漬けて出たシロップを水や炭酸水で割った飲み物です。酒を使わないので家族みんなで飲めて、暑い時期の水分補給にもなじみます。
種類
- 青梅と氷砂糖の基本のシロップ
- 完熟梅を使った、香りの甘い仕立て
- きび砂糖やてんさい糖で作る、こくのある仕立て
- はちみつ漬け(1歳未満のお子さんには与えないでください)
- 酢を少量加えた、日持ちしやすい仕立て
- しょうがを一緒に漬けた、香りの立つ仕立て
家での淹れ方・作り方
青梅1kgを水に2時間つけて灰汁を抜き、竹串でへたを丁寧に取ります。
理由: へたが残ると渋みとえぐみが出ます。一粒ずつ確認してください。
洗った梅の水気を布巾で完全に拭き取り、風通しのよい場所で1時間乾かします。
理由: 水分が残るとかびの原因になります。ここは省かないでください。
梅を保存袋に入れて一晩冷凍すると、シロップの上がりが早くなります。
理由: 凍って細胞が壊れ、エキスが出やすくなります。急ぎのときに有効です。
煮沸消毒した4リットル瓶に、梅と氷砂糖1kgを交互に重ねて詰めます。
理由: 最後は氷砂糖で覆うと、梅が空気に触れにくくなります。
冷暗所に置き、1日1回瓶を静かに回して砂糖を全体に行きわたらせます。
理由: 動かさないと下だけ溶けて、上の梅がかびやすくなります。
10〜14日で氷砂糖が溶けたら梅を取り出し、シロップを弱火で10分加熱します。
理由: 一度火を通すと発酵が止まり、冷蔵で長く保存できます。
相性のよい食べ物
- かき氷やヨーグルトにかける
- 揚げ物や焼き魚の献立に、炭酸割りで添える
- 夏野菜の浅漬けやきゅうりの酢の物と一緒に
- 焼き菓子の甘さを流す、冷たい水割りとして
コツ
- 梅は必ず水気を完全に拭くことです。かびの原因の大半は水分の拭き残しです。
- 泡が立って白く濁ってきたら発酵が始まっています。梅を出してシロップを弱火で10分加熱してください。
- 割合は水1に対してシロップ1/4が目安です。炭酸水なら1/5でも十分な濃さになります。
講師への質問
- 梅が浮いて空気に触れます。どうすればいいですか
- 1日1回瓶を回してシロップを行きわたらせてください。氷砂糖が溶けきるまでは、上の梅にも液をかけるようにします。
- 取り出した梅はどうすればいいですか
- 刻んでジャムにするか、砂糖を加えて弱火で10分煮て甘露煮にできます。種は取り除いてから使ってください。
- 保存はどうすればいいですか
- 加熱して冷ました後、煮沸した瓶に入れて冷蔵で6か月が目安です。取り出すときは清潔な器具を使ってください。