かき氷機|選び方・使い方・手入れ
口に入れた瞬間に消える氷か、しゃりしゃりと歯に当たる氷か。その差を決めるのがかき氷機です。手動と電動の違い、刃の調整、氷の作り方、片づけまで台所目線でご案内します。
かき氷機とは
かき氷機は、固めた氷に刃を当てて薄く削り出す道具です。刃の出方と氷の温度で削り上がりがまるで違い、同じ機械でも扱い方次第でふわりとした氷にもざらついた氷にもなります。
種類と違い
- 手動のハンドル式:削る速さを自分で加減でき、力の入れ方で食感を変えられます。
- 電動の据置式:一定の速さで削れて量がこなせるため、家族分をまとめて作るのに向きます。
- 電動のハンディ式:軽くて出しやすく、収納場所を取りません。一人分ずつ削る使い方に合います。
- 刃の高さを調整できる機種:出っ張りを変えることで、粗い氷とふわふわの氷を切り替えられます。
- 市販のブロック氷に対応する機種:大きな氷を丸ごとセットでき、削り面が広く取れます。
選び方
- 作る量から選びます。一人分なら手動やハンディ、四人分以上なら電動の据置式が現実的です。
- 刃の調整ができるかを確認してください。ふわふわの氷を目指すなら、この機能の有無が決定的です。
- 使える氷の形を見ます。製氷カップ専用か、市販のブロック氷も使えるかで手間が変わります。
- 分解して洗えるかを確認します。刃周りに氷の削りかすが残ると、においとさびの元になります。
使い方
- 氷は使う10分前に冷凍庫から出し、表面が少し透き通ってから削るとふわりと仕上がります。
- 刃の出は少なめから始め、削り上がりを見て少しずつ出してください。出しすぎると粗い氷になります。
- 削る速さは一定に。急に速めるとかけらが飛び、器の中で氷が締まってしまいます。
お手入れ
- 使ったらすぐ分解し、刃をぬるま湯で流して水気を拭き取ります。さび防止のいちばんの近道です。
- 刃には食器用洗剤を直接つけず、薄めた液で拭く程度にとどめてください。
- しまう前に完全に乾かし、刃を紙で包んで箱へ。指を切る事故と刃こぼれの両方を防げます。
講師への質問
- ふわふわの氷にするにはどうすればいいですか
- 氷を室温に10分置いて温度をゆるめ、刃の出を控えめにして一定の速さで削ってください。この三つで大きく変わります。
- 家の製氷機の氷を使うときはどうすればいいですか
- 小さい氷は削り面が安定しません。製氷カップや保存容器で大きめの氷を作り直してから使うと、仕上がりがそろいます。
- 刃がさびてきたときはどうすればいいですか
- 軽い点さびなら細かい研磨布でそっと落とせます。刃こぼれや深いさびは交換部品を探す方が安全です。