干菓子|特徴と代表的な料理
口に入れるとほろりと崩れ、後に上品な甘さだけが残ります。干菓子は水分の少ない和菓子の総称で、茶席や贈りものの場面で長く親しまれてきました。
特徴
水分がおおむね20%以下の和菓子を指し、生菓子と対になる分類です。,砂糖と米粉や豆粉を型に詰めて固めたものが多く、日持ちします。,季節の草花や風物を写した型が使われ、見た目でも季節を伝えます。,濃い茶にも薄い茶にも合わせやすく、少量で満足できる甘さに作られています。
代表的な料理
- 落雁
- 和三盆の型菓子
- 有平糖
- 金平糖
- 州浜
- 打ち物
- 押し物
- 掛け物
- 雲平
- 松風
- 生姜糖
- ボーロ
よく使う調味料・食材
- 和三盆
- 上白糖
- みじん粉
- きな粉
- 水あめ
- 寒梅粉
家庭で作りやすい料理
- 和三盆の型菓子(和三盆に水を数滴加えて型に詰め、乾かします)
- きな粉の州浜風(きな粉と水あめ、砂糖を練って棒状にまとめます)
- 生姜糖(しょうがの薄切りを砂糖と煮詰め、乾かします)
成り立ち
砂糖が広く手に入るようになった江戸時代に、茶席の菓子として型を使った干菓子が発達しました。保存がきくことから贈答にも使われ、産地ごとに型や配合の違いが受け継がれています。
講師への質問
- 干菓子の保存はどうすればいいですか
- 湿気を避けて常温で保管します。乾燥剤を入れた密閉容器なら1〜2か月が目安です。冷蔵庫は結露するため向きません。
- 家で作るときの砂糖はどうすればいいですか
- 和三盆があれば口どけがよくなります。上白糖で作る場合は、水を数滴ずつ加えて握って固まる程度に調整します。
- 型がないときはどうすればいいですか
- 小さめの製氷皿や菓子用の型で代用できます。詰めたあと軽く押して、5〜10分おいてから静かに外します。