南インドカレー|特徴と代表的な料理
さらりとした汁気を、ご飯に混ぜながらいただきます。南インドカレーは豆と酸味と香りの重なりで味を作る料理で、日本の家庭にも取り入れやすい形が多くあります。
特徴
結論から言えば、南インドカレーは汁気が多くさらりとしていて、米に合わせる点が北の料理と大きく違います。ココナッツや豆、酸味のある実を使い、香辛料を油で加熱して香りを立ててから合わせる手法がよく使われます。一皿に複数の小鉢を並べ、混ぜながら食べる形が一般的です。辛さそのものより、香りと酸味の重なりで味の輪郭を作ります。
代表的な料理
- サンバル
- ラッサム
- ミールス
- ドーサ
- イドゥリ
- ワダ
- アヴィヤル
- ポリヤル
- フィッシュカレー
- チキンカレー
- レモンライス
- ココナッツチャトニ
よく使う調味料・食材
- マスタードシード
- カレーリーフ
- タマリンド
- ココナッツ
- ターメリック
- 乾燥唐辛子
家庭で作りやすい料理
- 豆と野菜を煮込んだサンバル風の汁物
- トマトと黒こしょうのラッサム風スープ
- レモンライス
成り立ち
米と豆を主食としてきた地域で、香辛料を油で加熱して香りを移す調理法が発達しました。海に面した土地では魚介やココナッツを使う料理が多く残っています。
講師への質問
- 香辛料を全部そろえられないときはどうすればいいですか
- マスタードシードとターメリック、カレー粉の三つから始めてください。香りの骨格はそれで作れます。
- ご飯はどう合わせればいいですか
- 粘りの少ない米が向きます。日本の米を使うなら水を1割減らして炊くと合わせやすくなります。
- 辛さを抑えるにはどうすればいいですか
- 唐辛子を減らし、ココナッツミルクを加えてください。酸味と香りは残るので味の輪郭は保てます。