カレー|レシピと作り方のコツ
玉ねぎをどこまで炒めるかで、翌日の味まで変わります。カレーの作り方を、具の切り方から煮込む時間、ルウを入れる温度、味が決まらないときの直し方まで順にご案内します。
先生の一言
- 味が薄くぼやける → 塩を小さじ1/4ずつ足し、それでも足りなければ蓋を取って5分煮詰めます。
- ルウがだまになった → 必ず火を止めてから、玉じゃくしの上で溶かしながら入れます。
- じゃがいもが崩れた → 加えるのは後半の10分だけにし、混ぜるときは鍋底から静かに返します。
60分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 玉ねぎ2個(400g)繊維を断つように薄切り
- 豚肩ロース肉400g3cm角に切る
- にんじん1本(150g)乱切りにして大きさをそろえる
- じゃがいも3個(400g)4つに切り、水に5分さらす
- カレールウ4皿分(90g)刻んでおくと溶けやすい
- 水700ml煮込み用
- サラダ油大さじ1玉ねぎを炒める用
- おろしにんにく小さじ1香り付け
- おろししょうが小さじ1肉の匂いをやわらげる
- 塩小さじ1/3肉の下味
- ローリエ1枚好みで。煮込みの最初に入れる
- 中濃ソース小さじ2仕上げのこく付け
作り方
玉ねぎを薄切りにし、油をひいた鍋で中火で12分、あめ色になるまで炒めます。
理由: ここで甘みが出るので、時間を惜しまないでください。
にんにくとしょうがを加え、弱火で1分、香りが立つまで炒めます。
理由: 弱火にすれば焦げずに香りだけが油へ移ります。
塩をふった豚肉を加え、中火で5分、表面の色が変わるまで炒めます。
理由: 先に表面を焼くと、うまみが煮汁へ流れ出しにくくなります。
水とにんじん、ローリエを入れ、沸いたら弱火で15分煮ます。
理由: 硬い野菜を先に入れると、火の通りの差が出ません。
じゃがいもを加え、さらに弱火で10分、竹串が通るまで煮ます。
理由: 後入れにすれば形が残り、粉っぽくなりません。
火を止めてルウを溶かし、再び弱火で8分、混ぜながらとろみを付けます。
理由: 沸騰したまま入れるとルウがだまになります。
中濃ソースを加え、肉の中心まで火が通ったことを確かめて仕上げます。
理由: わずかな酸味が入ると、全体の味が引き締まります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | しっかり冷ましてから密閉し、冷蔵3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | じゃがいもを取り除いて一食分に分け、冷凍1か月が目安です。 |
| 温め直し | 鍋に移して弱火で7分、時々混ぜて鍋底の焦げつきを防ぎます。 |
アレンジ
- チキンカレー:鶏もも肉400gにして煮込みを10分短くし、中心まで火を通します。
- 夏野菜:なすとパプリカを別に素揚げして、仕上げに盛りつけます。
- こく足し:仕上げにすりおろしたりんご大さじ2を加えて5分煮ます。
肉と野菜をまとめて取れる一皿です。ご飯の量で全体の分量を調整できます。
講師への質問
- 二日目のカレーをおいしくするにはどうすればいいですか
- 作った日に鍋ごと素早く冷まし、冷蔵庫へ入れます。翌日は弱火でゆっくり温め直すと、味がなじんで角が取れます。
- 辛さを子どもに合わせるにはどうすればいいですか
- 甘口のルウを使い、仕上げに牛乳を50ml加えます。大人の分は器に取ってから、辛みの調味料を各自で足すと一度で済みます。
- とろみが強すぎたときはどうすればいいですか
- 水ではなく湯を50mlずつ足して混ぜます。冷たい水を入れると温度が下がり、粉っぽさが戻ってしまいます。