道頓堀のたこ焼き|特徴・食べ方・由来
川沿いのにぎわいのなかで、湯気とソースの香りに立ち止まってしまう。道頓堀のたこ焼きは、歩きながら食べる粉ものの代表として、大阪を訪れた人が最初に手に取る一品になりました。
道頓堀のたこ焼きとは
結論から申し上げると、道頓堀のたこ焼きは大阪市中央区の道頓堀界わいで売られる、持ち歩いて食べるたこ焼きです。1舟6〜8個が基本で、店先の鉄板で焼き上げたものをその場で受け取ります。だしを利かせた生地の店から、ソースを厚くかける店まで、味の幅が広いのも特徴です。
特徴
- 生地にだしをしっかり利かせ、外は薄い膜、中はとろりとした食感に焼き上げます。
- ソース、マヨネーズ、青のり、削りがつおを組み合わせる仕上げが定着しています。
- 1舟の個数が少なめで、歩きながら何軒か食べ比べる楽しみ方が根づいています。
食べ方・楽しみ方
- 受け取ったら1分ほど待ってください。中は非常に熱く、すぐ口に入れるとやけどをします。
- つまようじで半分に割り、湯気を逃がしてから食べると熱さが和らぎます。
- 食べ比べるなら、味の薄い店から濃い店の順に回ると違いがよくわかります。
家で楽しむなら
家で作るなら、生地のだしを濃いめに取ることが一番の近道です。焼くときは油を多めに引き、竹串で何度も回して丸く整えると外の膜がしっかりします。関連して作りやすいのは、たこ焼き、明石焼き、お好み焼きの三つです。
由来
たこ焼きは大正から昭和の初めにかけて、大阪でラヂオ焼きと呼ばれた粉ものにたこを入れたのが始まりとされます。戦後、道頓堀を含む繁華街に持ち歩いて食べられる形で広まり、観光地の名物として定着しました。
講師への質問
- 並ぶ時間が長いときはどうすればいいですか
- 夕方の混雑時を避け、午後の早い時間に行くと待ちが短くなります。焼き上がりの回転が速い店は列が動くのも早いです。
- 持ち帰りたいときはどうすればいいですか
- 焼きたては蒸気で衣がやわらかくなります。持ち帰るなら舟のふたを少しずらし、30分以内に食べてください。
- 家で外側をかりっとさせるにはどうすればいいですか
- 鉄板の穴に油をたっぷり引き、焼き始めの2分は触らないでください。膜ができてから回すと形も整います。