春吉の焼き鳥|特徴・食べ方・由来
川沿いの通りから一本入った路地に、炭の匂いが流れてくるのが春吉の焼き鳥です。豚バラを串に刺す土地の習慣があり、最初の一本はそこから頼むのが通例になっています。
春吉の焼き鳥とは
福岡市中央区、那珂川沿いの春吉一帯にある焼き鳥店の傾向を指します。鶏だけでなく豚バラや野菜の肉巻きを扱う店が多く、酢だれのキャベツが先に出るのも土地の形です。
特徴
- 豚バラ串が定番として、品書きの上のほうに置かれています。
- 野菜の肉巻きの種類が多く、アスパラやえのきなどが並びます。
- 酢だれをかけたキャベツが最初に出され、口直しに使えます。
食べ方・楽しみ方
- 最初に豚バラを2本。塩で頼むと店の焼き加減が分かります。
- 鶏は中心まで火が通ったものを食べてください。ピンク色が残る串は焼き直しを頼んでかまいません。
- キャベツはおかわりできる店が多く、脂の合間に挟むと最後まで進みます。
家で楽しむなら
串に刺さず、フライパンで焼くほうが失敗しません。中火で片面3分、返して2分半、中心まで白くなったら火から下ろしてください。作りやすいのは、豚バラの野菜巻き、鶏もも焼き、酢だれキャベツです。
由来
川沿いの飲食街が広がるなかで、屋台から店を構える形へ移っていった一帯です。鶏以外の串を並べる形は、この地域の焼き鳥店で広く受け継がれています。
講師への質問
- 何本くらい頼めばいいですか
- 1人あたり5〜7本が目安です。最初は2〜3本ずつ頼み、焼き上がりを見て追加するほうが温かいうちに食べられます。
- 塩とたれはどう選べばいいですか
- 脂の多い豚バラや皮は塩、レバーやつくねはたれが合わせやすい組み合わせです。迷ったら塩から試してください。
- 焼き加減はどうすればいいですか
- 鶏は中心まで火を通してもらってください。切り口が白く、肉汁が澄んでいれば十分に加熱できた印です。