飛騨高山ラーメン|特徴・食べ方・由来
細いちぢれ麺と澄んだしょうゆのスープが、寒い土地の食卓によく合います。飛騨高山ラーメンは、たれとスープを一緒に煮込むのが土地ならではの作りで、地元では中華そばと呼ばれてきました。特徴と家での再現をご案内します。
飛騨高山ラーメンとは
飛騨高山ラーメンは、岐阜県高山市とその周辺で親しまれてきた中華そばです。鶏がらと野菜で取ったスープにしょうゆだれを合わせ、一緒に煮込んでから使うのが大きな特徴になります。麺は細めのちぢれ麺で、具はチャーシュー、メンマ、ねぎと簡素な組み立てが基本です。
特徴
- スープとたれを一緒に煮込むため、味がなじんで角のない仕上がりになります。
- 麺は水分の少ない細ちぢれ麺で、スープをよく持ち上げます。
- 具は多くありません。しょうゆの香りと麺そのものを味わう構成です。
食べ方・楽しみ方
- 最初にスープを一口。しょうゆの香りが立っているうちがいちばんおいしい時間です。
- 麺がのびやすいので、出てきたら麺から手をつけてください。
- こしょうは後半に。味が単調に感じたところで足すと変化がつきます。
家で楽しむなら
家で作るなら、鶏がらスープにしょうゆだれを入れて一緒に10分煮るのがこつです。中華そば、チャーシュー、メンマの三品をそろえれば、あの澄んだ一杯にかなり近づきます。
由来
高山では戦前から屋台の中華そばが親しまれ、限られた鍋で作るためにスープとたれを一緒に仕込む形が定着したと伝えられます。その作り方が受け継がれ、土地の名を冠したラーメンとして知られるようになりました。
講師への質問
- 細ちぢれ麺が手に入らないときはどうすればいいですか
- 細めの中華麺を選び、ゆで時間を表示より15秒短くしてください。ちぢれがない分、スープを少し濃いめにすると近づきます。
- スープとたれを一緒に煮込むときはどうすればいいですか
- 鶏がらスープにしょうゆだれを加え、沸騰させずに弱火で10分煮てください。煮立てると香りが飛びます。
- 現地で食べるときはどうすればいいですか
- 昼どきは行列ができます。11時台か14時以降が入りやすく、夜だけ営業する店もあるため時間を確かめてください。