広島つけ麺|特徴・食べ方・由来
冷たい麺に、唐辛子のきいた冷たいつけだれ。広島つけ麺は、他の土地のつけ麺とはまるで別の食べ物です。辛さの選び方、具の役割、家での作り方の勘どころをお伝えします。
広島つけ麺とは
広島市を中心に親しまれている、冷たい麺を冷たいつけだれでいただく一杯です。しょうゆベースのたれに酢とごま油、唐辛子を合わせ、キャベツやきゅうり、ゆで卵、チャーシューを一緒に盛るのが定番の形です。魚介や豚骨の濃厚なつけ汁とは反対の、さっぱりとした辛さが持ち味になっています。
特徴
- 麺もたれも冷たいのが基本です。夏でも食べやすく、汗をかきながら箸が進みます。
- 辛さを段階で選べる店が多く、唐辛子の量で番号がついています。最初は下から二段目が目安です。
- ゆでキャベツときゅうりが必ず添えられ、辛さを受け止める役目を果たします。
食べ方・楽しみ方
- 最初の一口はキャベツをたれにつけて、辛さの程度を確かめてから麺に進むと失敗しません。
- ゆで卵は途中で口に運びます。辛さが強く感じたときに、口の中を落ち着かせてくれます。
- 残ったたれにご飯を入れるのが定番の締めです。酢の酸味が飛んで、食べやすい味になります。
家で楽しむなら
家で作るなら、しょうゆ大さじ2、酢大さじ1、砂糖小さじ1、ごま油小さじ1、水100mlを混ぜ、一味唐辛子で辛さを決めます。麺は冷水でしっかり締めてぬめりを落とすと、たれがよく絡みます。同じ考え方で、冷やし中華、ざるラーメン、辛味ダレの棒棒鶏も組み立てられます。
由来
1950年代の広島で、冷たい麺に辛いたれを合わせた一品として出されたのが始まりとされています。その後、同じ形式の店が市内に広がり、今では地元の定番として季節を問わず食べられるようになりました。
講師への質問
- 辛さはどの段階を選べばいいですか
- 初めてなら、店の段階表示で下から二番目が目安です。物足りなければ、卓上の唐辛子で足すほうが安全です。
- 麺がたれに絡みません。どうすればいいですか
- ゆでた麺を冷水でよく洗い、表面のぬめりを落としてから、水気をしっかり切ってください。
- 辛いのが苦手でも食べられますか
- たれに酢とごま油を足せば角が取れます。家で作る場合は唐辛子を後入れにすれば、自分の量に調整できます。