糸島の海鮮|特徴・食べ方・由来
海と畑がすぐ隣り合った土地で獲れる魚と貝、それが糸島の海鮮の面白さです。冬の牡蠣小屋と、通年で並ぶ天然の魚が二本柱になります。何が獲れる土地なのか、どう楽しむのか、家での再現までお話しします。
糸島の海鮮とは
糸島は福岡県の西部、玄界灘に面した半島とその周辺の地域です。牡蠣の養殖が盛んで、冬になると漁港の近くに焼き牡蠣を食べる小屋が並びます。天然の鯛やいか、さざえなども水揚げされ、直売所で魚と地元の野菜が同時に手に入るのが土地の特徴です。
特徴
- 冬の牡蠣小屋が名物で、殻付きを自分で焼いて食べる形式が広く親しまれています。
- 玄界灘の荒い潮で育った魚は身が締まり、鯛やいかの評価が高い土地です。
- 海沿いの直売所で魚介と野菜がそろうため、その日の食材で献立が組み立てられます。
食べ方・楽しみ方
- 牡蠣小屋では殻付きを網にのせ、口が開いてからさらに1分ほど、中心まで火が通るまで焼きます。
- 調味料を持ち込める店もあります。ポン酢、レモン、バター醤油があると味に変化がつきます。
- 焼き牡蠣のあとは、残った汁で雑炊にする楽しみ方が土地で親しまれています。
家で楽しむなら
家で楽しむなら、加熱用の牡蠣を買ってフライパンで蒸し焼きにするのが確実です。塩水で振り洗いして水気をふき、ふたをして中火で4分、中心まで火を通してから開けます。牡蠣の蒸し焼き、鯛のあら煮、さざえの壺焼き風の3品があれば、食卓は海辺の色になります。
由来
古くから玄界灘の漁が営まれてきた土地で、後に穏やかな湾を生かした牡蠣の養殖が根づきました。冬の牡蠣小屋は漁業者が自分たちの牡蠣を直接出す形から広がり、今では季節の風物として知られています。
講師への質問
- 牡蠣小屋の時期はいつごろですか
- おおむね10月末から3月ごろまでが目安です。年によって始まりと終わりがずれるので、出かける前に地元の案内を確かめてください。
- 牡蠣を焼くときの注意はありますか
- 殻が開いてもすぐには取らず、さらに1分ほど焼いて中心まで火を通してください。殻は熱いので、必ず軍手とナイフを使います。
- 持ち帰った牡蠣はどう保存すればいいですか
- 殻付きは新聞紙に包んで冷蔵し、2日以内に加熱調理してください。むき身はパックの汁ごと冷蔵で当日中が目安です。