いわし明太|特徴・食べ方・由来
一尾の腹に明太子を詰めた、酒の肴にもご飯にも合う一品です。いわし明太は、九州北部で作られる加工品で、丸ごと焼いて頭から尾まで食べられる、土産物としても知られる魚の惣菜です。
いわし明太とは
いわしの腹に明太子を詰めて味を含ませた加工品です。九州北部、とくに福岡周辺で作られてきました。生の状態で売られるため、必ず中心まで火を通してから食べます。
特徴
- いわしの脂と明太子の塩気と辛みが、焼くことで一体になります。
- 骨がやわらかく加工されているものが多く、頭と尾を除けばほぼ丸ごと食べられます。
- 一尾で主菜になる塩気があり、ご飯や酒に合わせる前提の味付けです。
食べ方・楽しみ方
- グリルの中火で片面6分ずつを目安に、中心まで火を通してから食べます。
- 切り分けず一尾のまま出し、箸で腹の明太子ごとほぐしながら食べます。
- 大根おろしとすだちを添えると、塩気と脂が締まります。
家で楽しむなら
家で似た形を作るなら、開いたいわしに明太子をのせて閉じ、グリルで中心までしっかり焼きます。いわしの明太はさみ焼き、明太子入りの卵焼き、明太子とじゃがいものあえ物の三つは、同じ材料で続けて作れる組み合わせです。
由来
明太子を使った加工品は、九州北部で戦後に広まり、地域の土産物として定着しました。魚の腹に詰める形は、いわしの脂と辛子明太子の塩気が合うことから生まれた組み合わせとされています。
講師への質問
- 焼き加減はどうすればいいですか
- グリルの中火で片面6分ずつが目安です。腹の明太子が白っぽく固まり、身の中心まで熱が通れば焼き上がりです。
- 保存はどうすればいいですか
- 冷蔵なら表示の期限内に食べきり、長く置くなら1尾ずつ包んで冷凍します。冷凍で2〜3週間が目安です。
- 辛いのが苦手なときはどうすればいいですか
- 大根おろしを多めに添えるか、ご飯と一緒に食べてください。焼くと辛みは少し落ち着きます。