かにみそバーニャカウダ|特徴・食べ方・由来
かにみその濃いこくを、温めた油とにんにくでのばす。かにみそバーニャカウダは、和の珍味を洋のディップに仕立てた土産の品です。合わせる野菜と、家での温め方をお伝えします。
かにみそバーニャカウダとは
かにの中腸腺、いわゆるかにみそを、オリーブ油やにんにくと合わせて温かいディップに仕立てたものです。生野菜を浸して食べる洋風の食べ方に、かにの濃い風味を持ち込んだ品になります。日本海側や北陸のかに産地で、土産として瓶詰めの形で並ぶようになりました。
特徴
- かにみそ特有の濃さと、にんにくの香りが釣り合って、少量でも満足感があります。
- 温めて使うのが前提です。冷たいままだと油が固まり、香りも立ちません。
- 瓶詰めで日持ちするため、土産として持ち帰りやすいのが利点です。
食べ方・楽しみ方
- 耐熱の器に移し、湯せんで温めます。直火にかけると分離します。
- 浸す野菜は、大根、にんじん、パプリカ、ゆでたじゃがいもが向きます。水気は必ず拭きます。
- 残ったソースはパスタとあえるか、温かいご飯に少量落として混ぜます。
家で楽しむなら
家で近いものを作るなら、かにみそ大さじ2にオリーブ油大さじ3、すりおろしにんにく少々を合わせ、湯せんで5分温めます。生クリームを大さじ1加えると角が取れ、野菜にからみやすくなります。あわせて楽しみたいのは、かに雑炊、かにの茶碗蒸し、ゆで野菜の盛り合わせです。
由来
かにの加工で身を取ったあとに残るみそを生かす工夫は、産地で古くから重ねられてきました。洋風のディップに仕立てる形は比較的新しく、土産物として広く並ぶようになったのは近年のこととされています。
講師への質問
- 温めたら分離してしまうときはどうすればいいですか
- 湯せんに戻し、火から下ろして牛乳を小さじ1ずつ加えながら混ぜてください。直火の加熱は分離の原因になります。
- 味が濃く感じるときはどうすればいいですか
- オリーブ油か生クリームでのばしてください。塩を足さずに油分を増やすほうが、かにの香りが残ります。
- 開封したあとはどうすればいいですか
- 冷蔵に移し、3日以内に使いきってください。表面に油の膜を張っておくと乾きを防げます。