郡山ブラックラーメン|特徴・食べ方・由来
スープの色の濃さに驚いてから、ひと口目で印象が変わる。そんな呼ばれ方をするのが郡山ブラックラーメンです。福島県郡山市の周辺で見かける濃い色の醤油だれの一杯について、成り立ちと楽しみ方をお話しします。
郡山ブラックラーメンとは
郡山ブラックラーメンは、福島県郡山市の周辺で出される、色の濃い醤油だれのラーメンを指す呼び方です。黒く見えるスープが名前の由来とされます。ただし明確な定義があるわけではなく、濃さも味わいも店ごとに異なります。
特徴
- 濃口の醤油だれを厚めに使うため、見た目の色が黒く近づきます。
- 色ほどには塩気が強くない一杯もあり、香りとこくで食べさせる作りが多く見られます。
- 厚切りのチャーシューや粗く刻んだねぎなど、具は素直な組み合わせが中心です。
食べ方・楽しみ方
- まずスープをひと口だけ飲み、色と塩気の差を確かめてから麺に進みます。
- こしょうは最初からかけず、半分食べたところで足すと味の変化が楽しめます。
- ご飯を頼めるなら、残ったスープに少し浸して締めにすると濃さが生きます。
家で楽しむなら
家で近づけるなら、濃口醤油に少量のたまり醤油を混ぜて色を深くするのが早道です。塩気は醤油全体の量で調整し、色は追いすぎないようにします。関連して作りやすいのは、醤油ラーメン、煮豚、ねぎの小口切りの三品です。
由来
色の濃い醤油だれのラーメンは各地に見られ、郡山でもその呼び名が使われるようになったと言われています。始まりの店や広まった時期については諸説あり、はっきりした記録は確認されていません。
講師への質問
- 色が黒いと塩辛いのではないですか
- 色と塩気は必ずしも一致しません。たまり醤油や再仕込み醤油は色が濃くても角が丸いため、まずひと口飲んでから判断してください。
- 家で色を濃くするときはどうすればいいですか
- 濃口醤油大さじ2にたまり醤油小さじ1を足します。色は深くなりますが塩気はほぼ変わらないので、味を見ながら少しずつ加えます。
- はじめて食べるときは何を頼めばいいですか
- 具の少ない基本の一杯から始めます。スープの輪郭がよく分かり、二杯目からチャーシューやねぎを増やすと違いを楽しめます。