なみえ焼そば|特徴・食べ方・由来
箸で持ち上げると、麺の太さにまず驚かれます。なみえ焼そばは福島県浪江町で親しまれてきた焼そばで、うどんほどの極太麺と濃いめのソース、そして豚バラともやしという潔い組み合わせが特徴です。
なみえ焼そばとは
結論から申し上げると、なみえ焼そばは福島県浪江町で生まれた焼そばです。直径3mm前後という極太の蒸し麺を使い、具は豚バラ肉ともやしが基本という、飾らない構成で知られています。ソースは濃いめで、麺のかみごたえに負けない味つけになっています。
特徴
- 麺が非常に太く、うどんに近い歯ごたえがあります。一玉の食べごたえが普通の焼そばの倍近くあります。
- 具は豚バラ肉ともやしが中心で、種類を増やさないのが本来の姿とされます。
- ソースは濃いめで、一味唐辛子を添えて食べるのが定番です。
食べ方・楽しみ方
- まずそのまま一口。麺のかみごたえとソースの濃さの釣り合いを味わってください。
- 途中で一味唐辛子をふると、味が締まって最後まで飽きません。
- 麺が太いぶん冷めにくいので、熱い皿で出すと最後までおいしくいただけます。
家で楽しむなら
家で作るなら、太めの焼そば用蒸し麺を選び、必ず先に湯通ししてからほぐしてください。もやしは強火で1分だけ、水気が出る前に仕上げるのがこつです。関連して作りやすいのは、焼そば、豚バラともやしの炒め物、あんかけ焼きそばの三つです。
由来
戦後、浪江町の食堂で出されたのが始まりとされ、地元の日常食として長く親しまれてきました。2000年代以降、町の名物として広く紹介されるようになり、催しでも出されるようになりました。
講師への質問
- 極太麺が手に入らないときはどうすればいいですか
- うどん用の蒸し麺で近い食感が出せます。太めの焼そば麺を2玉重ねる方法もありますが、火の通りに気をつけてください。
- 麺がくっついてしまうときはどうすればいいですか
- 袋のままレンジで温めるか、湯を回しかけてほぐしてから炒めてください。太い麺ほど下準備がものを言います。
- ソースの濃さはどう決めればいいですか
- 麺の太さに合わせて普通の焼そばより2割増しが目安です。薄いと麺に負けて味がぼやけます。