日本三大うどん|特徴・食べ方・由来
同じ小麦粉と塩と水から、これほど違うものが生まれるのかと驚かされます。日本三大うどんと呼ばれる顔ぶれと、それぞれの太さやこし、食べ方の違いを産地の事情から見ていきます。
日本三大うどんとは
日本三大うどんとは、各地のうどんの中でも特に知られた三つを並べた言い方です。香川の讃岐うどんと秋田の稲庭うどんは多くの説で共通して挙がり、残る一つは群馬の水沢うどん、長崎の五島うどん、富山の氷見うどんなど、説によって変わります。正式に決められたものではなく、数え方には諸説あります。
特徴
- 讃岐うどんは太めで断面が角ばり、噛んだときの弾力が持ち味です。足で踏んで生地を鍛える製法が知られています。
- 稲庭うどんは細く平たく、手延べで作られるためのどごしが軽く、乾麺として流通する点も特徴です。
- 水沢うどんは中太で色が白く、透明感のある麺をざるで冷たく食べる形が定着しています。
食べ方・楽しみ方
- 讃岐うどんは、しょうゆを直接かけるか、温かいだしをはって食べます。麺の弾力を味わうなら、まずは何も足さずに一口。
- 稲庭うどんは冷たいつゆでつけて食べると、細さとのどごしが最もよくわかります。薬味は控えめにしてください。
- 水沢うどんはごまだれかしょうゆだれで、冷たいまま。だれを付けすぎると麺の甘みが隠れます。
家で楽しむなら
結論から申し上げると、家では乾麺か生麺を選び、ゆで湯をたっぷり用意することが一番の近道です。麺の量に対して湯が少ないと、どの産地の麺でも表面がふやけて持ち味が消えてしまいます。家で作りやすいのは、ぶっかけうどん、釜玉うどん、鍋焼きうどんの三つです。
由来
うどんは小麦の産地と、乾燥に向いた気候、そしてだしの文化が重なった土地で発達してきました。それぞれの産地で、太さや延ばし方、乾かし方が地域の条件に合わせて分かれていったと伝えられています。
講師への質問
- 乾麺のうどんを上手にゆでるにはどうすればいいですか
- 麺100gに対して湯1Lを目安にし、沸騰を保ったままゆでます。差し水はせず、火加減で吹きこぼれを調整してください。
- 三大うどんの残る一つはどれと覚えればいいですか
- 決まった正解はありません。讃岐と稲庭は多くの説で共通し、三つ目は水沢、五島、氷見などが挙がる、と押さえておけば十分です。
- 冷たいうどんの麺がぬるくなるときはどうすればいいですか
- ゆで上がりを氷水でしっかりしめ、水気をきってから盛ります。器も先に冷やしておくと、食べ終わるまでこしが残ります。