御徒町のラーメン|特徴・食べ方・由来
御徒町のラーメンは、買い物客と勤め帰りの人が入れ替わる街ならではの一杯です。上野と秋葉原に挟まれた立地で、昼は手早く夜はじっくりという二つの顔が同じ通りに並んでいます。
御徒町のラーメンとは
御徒町のラーメンは、東京の上野と秋葉原の間に広がる商店街一帯で食べられている麺料理を指します。宝飾店や食品の露店が続く通り沿いに小さな店が点在し、限られた席数で回すため一杯の提供が速いのが特徴です。多国籍の食材店が近いこともあり、和風の醤油から辛味の効いた汁まで幅があります。
特徴
- 駅前の狭い区画に店が集まり、昼は十分ほどで食べ終える客が多いこと。
- 醤油の澄んだ汁から、白濁した豚骨、辛味を効かせた汁まで系統が入り混じっていること。
- 近隣の食品店の影響で、香菜や花椒など和風以外の薬味を添える店も見られること。
食べ方・楽しみ方
- 混雑を避けるなら昼の十一時台か午後二時以降が狙い目です。
- 券売機の店が多いので、並ぶ前に列の外から品書きを読んでおくと迷いません。
- 麺の硬さや味の濃さを聞かれたら、初回は普通で頼み、二度目に好みへ寄せると違いが分かります。
家で楽しむなら
家で近い味に寄せるなら、鶏がらと昆布で取ったスープに濃口醤油のかえしを合わせるのが分かりやすい道筋です。豚肉は塊のまま弱火で50分ゆで、中心まで火を通してから薄切りにすると店の香りに近づきます。しょうゆラーメン、煮豚、メンマの三品を覚えておくと応用が利きます。
由来
この一帯は戦後の露店から続く商店街として栄え、働く人と買い物客の食事どころが自然に増えていきました。麺の店もその流れの中で数を増やし、短時間で腹を満たす一杯として定着しています。
講師への質問
- はじめて行くなら何を選べばいいですか
- 醤油の澄んだ汁から入ると、店ごとの違いが分かりやすいです。慣れてきたら濃厚な汁や辛味のある一杯へ広げてみてください。
- 行列に並ぶ時間はどのくらい見ればいいですか
- 昼の十二時台は15分から30分ほど並ぶ店もあります。時間に余裕がない日は開店直後を狙うのが確実です。
- 食べ歩きと組み合わせるにはどうすればいいですか
- 麺は一杯にとどめ、商店街の総菜や果物を少しずつ買い足すと胃に負担がかかりません。