新世界居酒屋|特徴・食べ方・由来
串の香ばしさと大鍋の湯気が路地に流れる、新世界居酒屋の風景をたどります。串カツや土手焼きといった名物の味わい方と、家で近い味に寄せる段取りをお話しします。
新世界居酒屋とは
新世界居酒屋は、大阪市浪速区の新世界一帯に集まる大衆酒場のことを指します。串カツや土手焼きを立ち飲みや相席で気軽に味わう店が多く、昼から開けている店も少なくありません。一品の値段が小さく、少しずつ多くの種類を試せるのがこの土地の流儀です。
特徴
- 一品の値段が小さく、串一本や小鉢単位で頼めるため、少しずつ多品目を味わえます。
- 濃いめの味噌だれや共用のソースなど、卓の上に独特の作法が残っています。
- 立ち飲みや相席を前提にした店が多く、滞在時間が短めで回転が速いのも特徴です。
食べ方・楽しみ方
- まず串を三、四本と小鉢を一つ頼み、様子を見て追加する頼み方が失敗しません。
- ソースは共用なので二度づけは避け、キャベツですくって足してください。
- 夕方の早い時間は席が空きやすく、揚げたてを落ち着いて味わえます。
家で楽しむなら
家では揚げ油を少なめにした小鍋で串を揚げると、後片付けがぐっと楽になります。ソースはウスターソースにだしを少し加えて薄め、キャベツを添えれば卓の雰囲気が近づきます。串カツ、どて焼き、きゅうりの浅漬けの三品があれば、それだけで十分にぎやかです。
由来
新世界は二十世紀初めの博覧会跡地に開かれた繁華街で、周辺で働く人向けに安く早く出せる料理が根づきました。牛すじを味噌で煮込む鍋と、串を揚げてソースにくぐらせる食べ方が、そのまま今の居酒屋文化に受け継がれています。
講師への質問
- 初めて行くときはどう頼めばいいですか
- 串を三、四本と小鉢を一つ頼み、足りなければ追加するのが安心です。まとめて頼むと揚げたてを逃してしまいます。
- 一人でも入りやすいですか
- 立ち飲みやカウンター中心の店が多く、一人客は珍しくありません。混む時間を外すとさらに落ち着けます。
- 予算はどのくらい見ておけばいいですか
- 串と飲み物で一人1,500〜2,500円が目安です。小鉢を足していくと3,000円ほどになります。