白石温麺|特徴・食べ方・由来
短くて細い、油を使わない乾麺です。白石温麺は宮城県白石市に伝わる麺で、長さはおよそ9cm。素麺に似た見た目ながら製法が違い、温かい汁でも冷たいつゆでも食べられる懐の広さがあります。
白石温麺とは
白石温麺は、宮城県白石市で作られてきた小麦粉の乾麺です。素麺が製造過程で油を使うのに対し、この麺は油を用いずに仕上げるのが大きな違いとされています。長さが9cm前後と短く、ゆで時間も3分ほどと手早いのが台所での利点です。
特徴
- 長さ約9cmと短く、箸で扱いやすく汁も飛びにくい形です。
- 製造に油を使わないため、風味が素直で汁の味を邪魔しません。
- ゆで時間は約3分。思い立ってすぐ作れる手軽さがあります。
食べ方・楽しみ方
- 温かい汁で食べるときは、ゆでた麺をさっと湯通ししてから椀に移します。
- 冷やして食べるなら、ゆでたあと氷水でしめ、水気をよくきります。
- くるみだれやごまだれを添えると、地元らしい食べ方に近づきます。
家で楽しむなら
家では、汁の温度を高く保つことだけ気をつけてください。短い麺は湯をよくきってから注ぐと、最後まで熱いまま食べられます。にゅうめん、ごまだれの冷やし麺、けんちん汁の三つと組み合わせると、献立が回しやすくなります。
由来
胃の弱った父を思う子が、旅の僧に教わって作った麺が始まりという言い伝えが残っています。城下の名物として広まり、短く切りそろえた形が今日まで受け継がれてきました。
講師への質問
- ゆですぎを防ぐにはどうすればいいですか
- たっぷりの湯で3分を目安にし、1本取り出して芯の白さがなくなったら上げてください。汁で食べる場合は10秒早めに上げると丁度よくなります。
- そうめんで代用してもいいですか
- 代用はできますが、長さと口当たりが変わります。近づけたいなら、そうめんを半分に折ってゆで、湯をよくきってから使ってください。