山科のランチ|特徴・食べ方・由来
観光の京都ではなく、暮らしの京都の味が出るのが山科のランチです。だしを利かせた麺と手ごろな定食という町の特徴、そして家で同じ味に近づける組み立てをお伝えします。
山科のランチとは
山科は京都市の東側、東山を越えた先に広がる区です。そこで食べる昼食を山科のランチと呼びます。中心部ほど観光色が強くなく、住む人が日常的に通う定食屋やうどん店、洋食店が中心になります。
特徴
- 観光地価格になりにくく、昼の定食が手ごろな値段で出ます。
- だしを利かせたうどんやそばの店が多く、味付けは全体に穏やかです。
- 駅前に商業施設が集まり、旧街道沿いには昔からの店が点在します。
食べ方・楽しみ方
- うどんやそばは、まずだしをひと口飲んでから薬味を入れると味の変化が分かります。
- 平日の12時台は勤め人で混むため、13時以降に入ると落ち着きます。
- 昼の定食に小鉢が付く店が多いので、ご飯の量を先に伝えると食べきれます。
家で楽しむなら
家で近づける鍵は、だしを丁寧に引くことです。きつねうどん、だし巻き卵、ほうれん草のおひたしをそろえれば、京都の日常の昼の味になります。
由来
山科は東海道が通る道筋にあたり、街道沿いに食事どころが並んできました。戦後に住宅地として広がってからは、地元の人が毎日通う食堂が町の食を支えています。
講師への質問
- 京都らしい昼を食べたいときはどうすればいいですか
- だしを主役にした麺や定食を選んでください。濃い味を求めるより、汁を味わう店のほうが土地らしさが出ます。
- 混雑を避けるにはどうすればいいですか
- 12時から13時は勤め人で埋まります。11時半か13時以降にずらすと待たずに入れます。
- 家でだしの味を再現するにはどうすればいいですか
- 昆布を30分水に浸けてから火にかけ、沸く直前で引き上げてかつお節を加えてください。しょうゆは控えめにします。