善光寺そば|特徴・食べ方・由来
参道を歩いた後の一杯は格別です。善光寺そばは長野市の善光寺周辺で受け継がれてきたそばで、香りの強い麺と素朴なつゆが持ち味。特徴と食べ方、お土産の選び方をご案内します。
善光寺そばとは
善光寺そばは、長野市の善光寺とその参道周辺で供されてきたそばを指します。信州そばの流れをくみ、参拝客をもてなす食べ物として続いてきました。門前の店ではざるを中心に、季節の天ぷらや山菜を合わせて出します。
特徴
- まず香りです。標高の高い産地の蕎麦を使うため、粉の香りがはっきり立ちます。
- つゆは濃すぎず、麺の香りを消さない仕立ての店が多く見られます。
- くるみだれを添える店もあり、甘みとこくが加わります。
食べ方・楽しみ方
- 一本目はつゆを付けずに。粉の香りを先に確かめます。
- つゆは麺の先だけを浸します。全部浸すと香りが隠れます。
- 最後にそば湯を注いで飲み干します。つゆを半分残しておくとちょうどよい濃さになります。
家で楽しむなら
家で楽しむなら乾麺でも香りは出ます。ゆで上がりを流水でもみ洗いし、氷水で20秒締めるのが要です。ざるそば、くるみだれ、山菜の天ぷらをそろえると門前の雰囲気に近づきます。
由来
善光寺は古くから全国の参拝を集め、門前には参拝客をもてなす茶屋や食事処が並んできました。米が育ちにくい土地で蕎麦が作られ、それがもてなしの一品として根づいたと言われています。
講師への質問
- お土産にはどれを選べばいいですか
- 日持ちなら乾麺、香りを重んじるなら生麺タイプです。生麺タイプは冷蔵で数日が目安なので、渡す日から逆算して選んでください。
- くるみだれはどう作ればいいですか
- くるみ50gをすり鉢でよくすり、そばつゆ大さじ3と砂糖小さじ1を少しずつ加えてのばします。分離しないよう少量ずつが要です。
- そば湯の飲み方はどうすればいいですか
- 残ったつゆに注いで薄めます。濃さは好みですが、つゆ1に対してそば湯2〜3が目安です。