おやき|レシピと作り方のコツ
小麦の皮に季節の具を包んで焼いた、素朴で腹持ちのよい郷土のおやつ。それがおやきです。発酵いらずの生地で作れるレシピにしましたので、思い立った日の午後に取りかかれます。
先生の一言
- 包むときに生地が破れる → 具が熱いか水分が多いです。平皿で完全に冷ましてから包みます。
- 皮が固い → 蒸し焼きの時間が短いです。水を足してふたをし、弱火で8分を守ります。
- 底が焦げる → 火が強すぎます。中火で焼き色を付けたら、蒸し焼きは必ず弱火にします。
60分調理時間の目安
4人分分量
ふつう難しさ
材料(4人分)
- 薄力粉150gふるっておく
- 強力粉100g薄力粉と合わせてボウルへ
- 熱湯150ml沸かしたてを少しずつ注ぐ
- 塩小さじ1/3粉に混ぜておく
- サラダ油大さじ1生地に混ぜる分
- 野沢菜漬け150g水気を絞って1cm幅に刻む
- なす2本1cm角に切り、5分水にさらす
- 味噌大さじ2具の味付け用
- 砂糖大さじ1味噌と合わせておく
- ごま油大さじ1具を炒める用
- サラダ油大さじ1焼き用。フライパンに薄く
作り方
粉と塩を合わせ、熱湯を少しずつ注いで箸で混ぜ、油を加えて手でまとめます。
理由: 熱湯を使うと生地が伸び、包みやすくなります。
生地をぬれ布巾で覆い、常温で30分休ませます。
理由: 休ませると生地が緩み、破れにくくなります。
フライパンにごま油を熱し、なすを中火で5分炒めます。
理由: 先になすの水分を飛ばすと、包んだとき皮がふやけません。
野沢菜と味噌、砂糖を加えて中火で3分炒め、平皿に広げて冷まします。
理由: 熱いまま包むと生地が溶けて破れます。
生地を8等分し、直径12cmに伸ばして具を包み、口を閉じます。
理由: ふちに具が付くと閉じません。中央だけに乗せます。
油を薄くひいたフライパンで、中火で片面4分ずつ焼き色を付けます。
理由: 焼き色が香りのもとです。動かさずに待ちます。
水を大さじ3加えてふたをし、弱火で8分蒸し焼きにします。
理由: 蒸すことで中まで火が通り、皮がもちっとします。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 粗熱を取って一つずつ包み、冷蔵で3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 焼いてから一つずつ包み、冷凍で3週間が目安です。 |
| 温め直し | 凍ったままフライパンに入れ、水大さじ2でふたをして弱火で10分蒸し直します。 |
アレンジ
- 具をかぼちゃの煮物に替えると、甘い一つになり子どもにも喜ばれます。
- 切り干し大根の煮物を包むと、作り置きの活用になります。
- 焼いた後に蒸し器で5分蒸すと、皮がさらにやわらかくなります。
小麦の皮と野菜の具が一つになるので、間食にも軽い食事にもなります。味噌を使う分、塩気は控えめに調えるのが目安です。
講師への質問
- 生地がべたついて扱えないときはどうすればいいですか
- 打ち粉を大さじ1ずつ足しながらまとめます。それでも緩い場合は冷蔵庫で15分休ませると、伸ばしやすい固さになります。
- 具は何を入れればいいですか
- 水分の少ない煮物や炒め物が向きます。野沢菜、なす味噌、かぼちゃ、切り干し大根が定番です。汁気は必ず飛ばしてください。
- 作り置きした分の温め直しはどうすればいいですか
- フライパンに水大さじ2を入れてふたをし、弱火で10分です。表面が乾いたら仕上げに30秒だけ強めて香りを戻します。