かぼちゃの煮物|レシピと作り方のコツ
皮の緑と実の黄が澄んで見えるのが、うまく煮えたしるしです。かぼちゃの煮物は火を止めてからが本番で、冷める間に味が入ります。煮くずれを防ぐレシピの要点をお伝えします。
先生の一言
- 煮くずれて形が残らない → 面取りをし、落としぶたで弱火を保ってください。菜箸で動かさないことも大切です。
- 味が皮ばかりで中まで入らない → 皮を所々そぎ落とし、火を止めてから10分置く時間を必ずとります。
- 水っぽく仕上がった → だし汁はかぼちゃの高さの半分までにしてください。多いと煮汁が煮詰まらず味がぼやけます。
25分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- かぼちゃ600g4cm角に切り、角を薄く削って面取りします
- だし汁300mlかぼちゃの高さの半分までが目安です
- 砂糖大さじ2最初に入れて甘みを芯まで入れます
- しょうゆ大さじ1と1/2後入れにして香りを残します
- みりん大さじ1照りを出します
- 酒大さじ1青くささを抑えます
- 塩ひとつまみ甘みを引き締めます
作り方
かぼちゃは4cm角に切り、皮を所々そぎ落として角を面取りします。
理由: 皮を削ると味が入り、崩れる角も減ります。
皮を下にして鍋に一段だけ並べます。重ねないでください。
理由: 重ねると上の段に火が回らずむらになります。
だし汁、砂糖、酒、塩を入れ、中火で煮立てます。
理由: 砂糖を先に入れるのが甘みを入れる順番です。
落としぶたをして弱火で12分。竹串がすっと入れば大丈夫です。
理由: 弱火を保つほど形がきれいに残ります。
しょうゆとみりんを回し入れ、落としぶたを戻して弱火で3分煮ます。
理由: しょうゆを後に入れると香りが飛びません。
火を止めてふたをし、そのまま10分置きます。
理由: 冷めていく間に煮汁が中心まで入ります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | 煮汁ごと保存容器に入れて冷蔵で3日が目安です。 |
|---|---|
| 冷凍 | 形のままだと水っぽくなります。つぶしてペーストにすれば冷凍で2週間もちます。 |
| 温め直し | 煮汁ごと弱火で3分。電子レンジなら600Wで1分半、途中で一度混ぜてください。 |
アレンジ
- 鶏ひき肉100gを煮汁で先に炒りつけ、水溶き片栗粉でとじると「そぼろあん」になります。
- ゆで小豆100gを一緒に煮ると、冬に作られる素朴な甘みの一皿になります。
- だしの半量を牛乳に替え、砂糖を減らすと洋風の煮物になります。
かぼちゃは食物繊維とカリウムを含み、糖質もやや多めです。
講師への質問
- かぼちゃが水っぽくて甘くないときはどうすればいいですか
- 砂糖を大さじ1足す前に、落としぶたを外して中火で2分煮汁を詰めてください。水分が抜けると甘みが濃く感じられます。それでも足りなければみりんを大さじ1追加します。
- 冷凍のかぼちゃでも作れますか
- 作れます。凍ったまま煮汁に入れて弱火で8分が目安です。味が入りやすいので砂糖を大さじ1.5、しょうゆを大さじ1に減らしてください。
- 面取りをしないとだめですか
- 省いても食べられますが、角から崩れて煮汁が濁ります。皮を所々そぎ落とすだけでも効果があるので、そちらだけでも試してください。