鶏むね肉のレンジ調理|手順と時間の目安
鶏むね肉のレンジ調理は、鍋を出さずに主菜が一つ増える手立てです。加熱しすぎるとかたくなるため、時間の刻み方と置き時間が鍵になります。中心までしっかり火を通す手順と、確認の仕方をお伝えします。
20分目安時間
なぜ・いつ必要か
コンロがふさがっている日や、暑くて火を使いたくない日に助かる方法です。むね肉1枚が10分ほどで主菜になり、そのまま切ってもよし、裂いて和え物にしてもよし。ただし電子レンジは加熱ムラが出やすいので、確認の手順を省かないことが大前提です。
用意するもの
- 耐熱の平皿または耐熱容器(深さ3cm程度)
- ラップ
- フォークまたは竹串
手順
鶏むね肉1枚(250g)の厚い部分を開き、全体を1.5cmの厚さにそろえます。
理由: 厚さがそろっていないと、薄い部分だけ先にかたくなります。
フォークで両面に10か所ほど穴を開け、塩小さじ1/2と砂糖小さじ1/2をすり込みます。
理由: 穴から熱が入り、破裂も防げます。
酒大さじ1をふって耐熱皿にのせ、ラップをふんわりかけます。
理由: 酒の蒸気が回ることで、しっとり火が入ります。
600Wで2分加熱し、いったん取り出して上下を返します。
理由: 返すことで、加熱ムラを半分に減らせます。
再び600Wで2分加熱し、ラップをしたまま8分置きます。
理由: 置き時間の余熱が、いちばんしっとり仕上がる部分です。
いちばん厚い部分を切り、断面が全体に白いか確かめます。
理由: 赤みが残っていたら、必ず追加加熱してください。
赤みがあれば600Wで30秒ずつ加熱し、そのつど断面を確かめます。
理由: 30秒刻みなら、加熱しすぎを防ぎながら確実に火が通ります。
よくある失敗
- 厚みをそろえずに加熱し、薄い部分がかたく、厚い部分に赤みが残る
- 一気に5分加熱して、水分が抜けてぼそぼその仕上がりになる
- 置き時間を待たずにすぐ切り、肉汁が流れ出てしまう
活用できる料理・場面
- サラダの具。粗熱を取って裂き、そのままのせられます。
- 和え物。ごまだれやポン酢と合わせて、副菜が1品増えます。
- サンドイッチの中身。薄く切れば、パンによくなじみます。
- 麺の具。うどんやそうめんに裂いてのせると、主食が主菜を兼ねます。
講師への質問
- 加熱時間はどう決めればいいですか
- 600Wで肉100gあたり1分弱が目安です。250gなら2分+2分+置き8分。ワット数が違うときは時間を換算し、最後は必ず断面で確かめてください。
- パサつくときはどうすればいいですか
- 塩と砂糖を同量すり込む下ごしらえと、置き時間の8分を守ってください。加熱を一気に長くするのが最大の原因です。
- 冷凍のまま加熱してもいいですか
- 避けてください。中心が凍ったまま外側だけ加熱され、火の通りにムラが出ます。前夜に冷蔵庫へ移して解凍してから使います。