サラダチキン|レシピと作り方のコツ
サラダチキンは、下味をつけた鶏胸肉をゆっくり火入れするだけの作り置きです。買ってくるものと思われがちですが、家で作ると塩加減を好みに寄せられます。中心までしっかり火を通す作り方をお伝えします。
先生の一言
- パサついた → 沸騰したまま煮ています。弱火12分+余熱20分の組み合わせに戻してください。
- 中心が赤かった → 肉が冷たいまま入れたか、厚みが不均一です。室温に戻し、開いて厚さをそろえてから加熱します。
- 味が薄い → 下味の時間が足りません。塩と砂糖をすり込んだあと、最低30分は冷蔵庫で寝かせてください。
35分調理時間の目安
4人分分量
かんたん難しさ
材料(4人分)
- 鶏胸肉2枚(約500g)皮を取り、厚い部分は包丁で開いて均一な厚さにする
- 塩小さじ1肉の重さの1%が目安
- 砂糖小さじ1水分を保つために加える
- 酒大さじ2
- 水1リットル肉がしっかり浸る量
- 長ねぎの青い部分1本分香り付け
- しょうが1かけ(10g)薄切り
- 黒こしょう少々仕上げにふる
- オリーブ油小さじ1切ってから回しかけると乾燥を防げる
作り方
鶏胸肉に塩と砂糖をすり込み、冷蔵庫で30分から一晩置きます。
理由: 塩と砂糖が水分を抱え込み、加熱後もしっとりします。
肉を冷蔵庫から出し、20分置いて室温に戻します。
理由: 冷たいまま入れると中心まで火が通るのに時間がかかり、外側がかたくなります。
鍋に水、酒、ねぎ、しょうがを入れ、中火で沸騰させます。
理由: 香味野菜を先に煮出すと、鶏の匂いが気になりません。
沸騰したら肉を入れ、再沸騰後に弱火で12分ゆでます。
理由: ぐらぐら煮ると繊維が縮みます。表面がゆらぐ程度の弱火が正解です。
火を止め、ふたをしたまま20分置きます。
理由: 余熱でゆっくり火を入れると、中心までしっとり仕上がります。
いちばん厚い部分を切り、断面が全体に白いか確かめます。赤みがあれば弱火で3分追加します。
理由: 確認は必ず行ってください。生焼けのまま食べてはいけません。
粗熱を取って5mm厚に切り、黒こしょうとオリーブ油をかけます。
理由: 繊維を断つ方向に切ると、かむときの負担が減ります。
保存と温め直し
| 冷蔵 | ゆで汁ごと保存容器に入れ、冷蔵で3日が目安です。切らずに置くほうが乾きません。 |
|---|---|
| 冷凍 | 切り分けてゆで汁少々と一緒に小分けし、冷凍で3週間が目安です。 |
| 温め直し | 冷蔵庫で解凍し、そのままサラダに使えます。温めるなら電子レンジ600Wで30秒までにとどめます。 |
アレンジ
- カレー粉小さじ1を下味に加え、スパイス風味にする
- ゆで汁にレモンの輪切りを加え、さっぱりした後味にする
- ゆで汁をこしてスープにし、卵とじにして無駄なく使う
鶏胸肉はたんぱく質を多く含み、脂質が少なめの部位です。ゆで汁にもうま味が出ます。
講師への質問
- 電子レンジで作りたいときはどうすればいいですか
- 耐熱容器に入れてラップをし、600Wで3分、上下を返して2分、そのまま10分置いてください。断面が白いことを必ず確かめます。
- 塩加減はどう決めればいいですか
- 肉の重さの1%が基本です。500gなら小さじ1。物足りなければ食べるときに足すほうが、作り直しより確実です。
- 何に使えばいいですか
- サラダ、サンドイッチ、うどんの具、和え物と幅広く使えます。細く裂くと調味料がからみやすくなります。