アボカドの栄養|基本と押さえどころ
アボカドの栄養は、野菜というより果実らしい特徴があります。脂質を多く含み、食物繊維やカリウム、ビタミンEも含む食材です。数値の目安と、献立に組み込むときの考え方を整理します。
概要
アボカドは中南米原産の果実で、可食部100gあたりおよそ180kcalとされ、その大半は脂質によるものです。脂質の多くは不飽和脂肪酸に分類されるもので、食物繊維、カリウム、ビタミンE、葉酸なども含まれています。一個の可食部はおよそ140g前後なので、丸ごと食べれば250kcal前後という計算になります。果物の中では糖質が少なく、味も甘くないため、料理の具材として使われることが多い食材です。
押さえどころ
- 可食部100gあたり約180kcal、一個(可食部140g前後)で約250kcalが目安です。
- エネルギーの多くは脂質に由来し、糖質は果物としては少なめです。
- 食物繊維を100gあたり5g前後含みます。
- カリウムやビタミンE、葉酸も含まれています。
- 加熱してもつぶしても栄養成分そのものは大きく変わりません。
具体例
- 半分(70g) … 約125kcal、サラダに加える定番の量
- 四分の一(35g) … 約63kcal、和え物の彩りに
- 一個丸ごと(140g) … 約250kcal、主菜の付け合わせ一人分としては多め
- つぶしてパンにのせる場合 … 半分でトースト1枚分
- サーモンと合わせる場合 … 四分の一で十分に満足感が出ます
実践のコツ
- 量を決めてから使うことです。半分を目安にすると、他のおかずとの釣り合いが取りやすくなります。
- レモン汁を切り口に塗ることです。変色を遅らせ、味も締まります。
- 油を使う調理を控えめにすることです。もともと脂質を含むので、ドレッシングは少量で足ります。
講師への質問
- 食べごろはどうやって見分ければいいですか
- 皮が濃い緑から黒みを帯び、ヘタの近くを押して少し沈む状態が目安です。ヘタが浮いて隙間ができていたら熟しすぎです。
- 毎日食べても大丈夫ですか
- 食品としては問題ありませんが、脂質が多くエネルギーも高めです。他のおかずの油を控えるなど、全体の量で調整してください。
- 変色を防ぐにはどうすればいいですか
- 切り口にレモン汁を塗り、種をつけたままラップで密着させて冷蔵庫へ。それでも半日が限度と考えてください。