味噌汁の塩分|基本と押さえどころ
毎日のことだからこそ、数字を一度知っておくと選び方が変わります。味噌汁の塩分がお椀一杯でどのくらいになるのか、味噌の種類や具でどう動くのかを、加減の仕方まで含めて扱います。
概要
結論から申し上げると、味噌汁一杯の食塩相当量はおよそ1.2gが目安です。汁の量を150mlとし、味噌を大さじ軽く一杯弱にあたる10gほど使った場合の計算になります。味噌は種類によって食塩相当量が違い、大さじ1にあたる18gあたりでおよそ2.0〜2.3gが目安です。だしの取り方や具の量で味噌の使用量が変わるため、同じ一杯でも幅が出ます。
押さえどころ
- 一杯150mlで、味噌10gなら食塩相当量は約1.2gが目安です。
- 味噌大さじ1(18g)あたりの食塩相当量は約2.0〜2.3gです。
- 汁の量を増やせば当然増えるので、器の大きさが数字を左右します。
- だしをしっかり取ると、同じ味の濃さでも味噌の量を減らせます。
- 具を多くすると汁の量が減り、一杯あたりの数字も下がります。
- 減塩と表示された味噌は同量で数字が下がりますが、味の出方も変わります。
具体例
- 汁150ml、味噌10gで約1.2g
- 汁180ml、味噌13gで約1.6g
- 具だくさんで汁100ml、味噌8gなら約1.0g
- だしを濃くして味噌8gに抑えた一杯で約1.0g
- インスタントタイプ一食分で1.5〜2.0gが目安
- 汁を半分残した場合、実際にとる量はおよそ半分
実践のコツ
- だしを濃く取ることが、一番無理のない調整です。かつお節を規定の1.5倍にすると、味噌を二割減らしても物足りなさが出ません。
- 具を増やして汁を減らすと、満足感を保ったまま数字が下がります。根菜やきのこは汁を吸わないので向いています。
- 味噌は火を止めてから溶き入れてください。煮立てると香りが飛び、その分濃く入れたくなります。
講師への質問
- 味が薄いと感じたときはどうすればいいですか
- 味噌を足す前に、だしを足すか、ねぎやしょうが、七味を添えてみてください。香りが加わると濃さの感じ方が変わります。
- 作り置きの味噌汁を温め直すときはどうすればいいですか
- 煮立てず、鍋の縁に小さな泡が出る程度で止めます。香りが残り、味を足したくなりません。冷蔵で2日が目安です。