プラムの栄養|基本と押さえどころ
夏の終わりに出回る赤紫の実は、皮ごと食べられる手軽さが魅力です。プラムの栄養として何を含むのか、そして酸味と甘みの生かし方を、台所での扱い方と一緒にご案内します。
概要
プラムはバラ科のすもも類で、日本では6月から9月にかけて出回ります。水分が多く、食物繊維やカリウム、ビタミンEなどを含む果物として知られています。皮の近くに色素と酸味が集まっているため、むかずに食べると味の輪郭がはっきりします。栄養や健康に関わる個別の判断は、医療の専門家にご相談ください。
押さえどころ
- 水分が全体の約9割を占め、生のままでは日持ちしません。買ってから2、3日が食べごろの目安です。
- 皮に酸味と色素が集まっています。皮ごと使うとジャムやコンポートの色が濃く出ます。
- 追熟する果物です。硬いうちは室温に置き、香りが立ち軸のまわりが少しへこんだら冷蔵庫へ移します。
- 生で食べるほか、加熱すると酸味がやわらぎ、甘みを感じやすくなります。
- 乾燥させたものは水分が抜けた分、同じ重さあたりの糖質と食物繊維が多くなります。
具体例
- 冷やして皮ごと二つに割り、種を外してそのまま食べる。
- 砂糖と水で15分煮てコンポートにし、冷蔵で3日以内に食べきる。
- 皮ごと刻んで砂糖と煮詰め、ジャムにする。
- 薄切りにしてヨーグルトに合わせる。
- 冷凍して半解凍にし、シャーベットのようにいただく。
- 焼いた肉に添えるソースとして、煮詰めたものを合わせる。
実践のコツ
- 選ぶときは全体に色が回り、白い粉が薄くついたものを選んでください。粉は鮮度が保たれている印です。
- 追熟中は重ねず、一段に並べて置きます。触れた面から傷みが広がります。
- 食べきれない分は洗って水気を拭き、種を外して冷凍してください。1か月が目安です。
講師への質問
- 酸っぱいプラムに当たったときはどうすればいいですか
- 室温で2日追熟させてください。それでも酸味が強ければ、砂糖と15分煮てコンポートにすると穏やかになります。
- 皮はむいた方がいいですか
- むかずに食べるのが基本です。口当たりが気になるときは、熱湯に10秒くぐらせて冷水にとるとむけます。
- 保存はどうすればいいですか
- 硬いものは室温、やわらいだものは紙に包んで冷蔵庫の野菜室へ。冷蔵に入れてからは2、3日が目安です。