夏の果物|基本と押さえどころ
みずみずしさで暑さをやわらげてくれる夏の果物は、六月から九月にかけて主役が次々と入れ替わります。旬の見分け方、冷やし方、食べ方の工夫を順に見ていきましょう。
概要
夏の果物は、水分が多く香りの立つものが中心になります。六月はさくらんぼや梅、七月はすもも、桃、すいか、八月は梨やぶどうへと移り、九月にはいちじくや早生の柿が加わります。産地が南から北へ移動するため、同じ果物でも七月と九月では味の性格が変わります。冷やしすぎると香りが閉じるので、食べる直前に冷やすのが基本の扱いです。
押さえどころ
- 六月から九月の間に主役が入れ替わり、同じ果物でも産地が北へ移ります。
- 香りの強い桃やメロンは、常温で追熟させてから冷やすと味が乗ります。
- すいかや梨は冷やす時間が短くてよく、二時間前後で十分です。
- 切ったあとの日持ちは短いので、その日のうちに食べきります。
- 水分が多いぶん傷みも早く、まとめ買いより少量ずつが向きます。
具体例
- さくらんぼ(六月が中心)
- すもも(七月から八月)
- 桃(七月から九月、産地が北へ移ります)
- すいか(七月から八月)
- ぶどう(八月から九月)
- いちじく(八月下旬から十月)
実践のコツ
- 桃やメロンは、へたの周りから甘い香りが立ったら食べ頃です。
- 食べる二時間前に冷蔵庫へ入れ、それ以上冷やしすぎないようにします。
- 食べきれない分は一口大に切って凍らせ、炭酸水や牛乳と合わせます。
講師への質問
- 桃がかたいときはどうすればいいですか
- 常温の風通しのよい場所に、へたを下にして置いてください。一日から三日で柔らかくなります。冷蔵庫に入れると追熟が止まります。
- 切った果物を翌日に回してもいいですか
- おすすめしません。切り口から水分と香りが逃げます。どうしても残す場合は密閉して冷蔵し、翌日中に食べきってください。
- 皮ごと食べてもいいものはありますか
- ぶどうやいちじく、皮の薄いすももは皮ごと食べられます。よく洗い、水気を拭いてからどうぞ。