りんごの保存|基本と押さえどころ
買ったときのしゃきしゃき感をどこまで保てるかが、りんごの保存の分かれ目です。常温・冷蔵・冷凍それぞれの日数の目安と、他の野菜への影響、切った後の扱いを整理していきます。
概要
りんごは低温と乾燥対策で持ちが大きく変わる果物です。,1個ずつ紙かポリ袋で包み、冷蔵庫の野菜室に入れるのが基本で、2週間から1か月ほどが目安になります。,りんごは追熟を促す気体を出すため、じゃがいも以外の野菜や果物と同じ袋に入れると相手が早く傷みます。,切ったものは断面が乾いて変色するため、塩水にくぐらせて密閉し、翌日までに使いきるのが実際的です。
押さえどころ
- 常温は10度以下の涼しい場所で1週間が目安。暖房の効いた部屋では2〜3日で粉っぽくなります。
- 冷蔵は1個ずつ包んでポリ袋に入れ、野菜室で2週間〜1か月が目安です。
- 冷凍はくし形か薄切りにして砂糖をまぶし、平らに広げて凍らせると約1か月。解凍後は食感が戻らないので加熱向きです。
- りんごが出す気体はじゃがいもの芽が出るのを抑える一方、葉物や果物の熟成を早めます。
- 皮にべたつきがあるのは、りんご自身が出す成分によるもので、傷みとは別です。
- 切り口の変色は塩水(水200mlに塩ひとつまみ)に30秒くぐらせると抑えられます。
具体例
- 1個ずつ新聞紙で包み、ポリ袋の口を軽く閉じて野菜室へ入れる基本の形。
- じゃがいもの保存袋にりんごを1個入れ、芽が出るのを抑える使い方。
- 薄切りにして砂糖大さじ2をまぶし、密閉袋を平らにして冷凍する下ごしらえ。
- 煮てコンポートにしてから煮汁ごと冷蔵し、4〜5日で使いきる方法。
- すりおろして小分け冷凍し、カレーや肉の下味に使うやり方。
実践のコツ
- 袋の口はきつく縛らず、軽く折る程度にしてください。密閉しすぎると水滴がついて傷みの元になります。
- 食べる30分前に室温に出すと香りが立ちます。冷えすぎたままだと甘みを感じにくくなります。
- 傷んだものは1個でも早く取り除いてください。同じ袋の中で他のりんごの傷みが進みます。
講師への質問
- 冷蔵庫に入りきらないときはどうすればいいですか
- 10度以下の玄関や北側の部屋なら段ボールのまま置けます。新聞紙で1個ずつ包み、週に一度は傷んだものがないか見てください。
- 切ったりんごの変色はどうすればいいですか
- 水200mlに塩ひとつまみを溶かし、30秒くぐらせて水気を拭きます。レモン汁でも同じ効果があり、酸味が気にならなければそちらでも構いません。
- しなびてしまったものはどうすればいいですか
- 生食は物足りなくなりますが、加熱には向きます。砂糖と少量の水で煮るか、すりおろしてカレーや肉の下味に使ってください。