さつまいもの保存|基本と押さえどころ
掘りたてより少し置いたほうが甘くなるさつまいも。さつまいもの保存は温度がすべてで、冷蔵庫に入れると味が落ちてしまいます。丸ごと・切ったあと・加熱後、それぞれの日数の目安をお伝えします。
概要
結論から申しますと、さつまいもは冷蔵庫に入れてはいけません。適した温度はおよそ13〜15度で、それより低いと低温障害を起こして味も食感も落ちます。丸ごとなら新聞紙で包み、風通しのよい冷暗所で二週間から一か月が目安です。切ったものは断面から傷むため冷蔵で二〜三日、加熱後なら冷凍で一か月ほどもちます。
押さえどころ
- 冷蔵庫は低温すぎます。丸ごとの保存には向きません。
- 適温はおよそ13〜15度で、風通しのよい冷暗所が向きます。
- 丸ごとなら新聞紙で一本ずつ包み、二週間から一か月が目安です。
- 洗わずに土がついたまま保存したほうが長もちします。
- 切ったものはラップで包んで冷蔵し、二〜三日で使い切ります。
- 加熱してつぶすかカットして冷凍すれば、一か月が目安です。
具体例
- 泥つき一本 … 新聞紙で包み、段ボール箱に入れて室内の涼しい場所へ。
- 洗ってあるもの … 水気を拭いて新聞紙に包み、二週間を目安に。
- 切った残り半分 … 断面にラップを密着させ冷蔵二日。
- 蒸してつぶしたもの … 小分けにして冷凍一か月。
- 焼きいもにしたもの … 一本ずつ包んで冷凍、自然解凍でいただけます。
実践のコツ
- 夏場は室温が上がりすぎます。二週間以内に使い切るつもりで買ってください。
- 甘みを引き出したいときは、低い温度で長く加熱してください。160度で60分が目安です。
- 切ったあとの変色は水に五分さらすと抑えられます。長くさらすと甘みが抜けます。
講師への質問
- 冷蔵庫に入れてしまったときはどうすればいいですか
- 早めに使い切ってください。低温にあたると味が落ちますので、煮物やスープなど味をつける料理に回すと気になりません。
- 芽が出てきたときはどうすればいいですか
- 芽の部分を厚めに取り除けば食べられます。全体がしなびて軽くなっているものは使わないでください。
- たくさんいただいて置き場所に困るときはどうすればいいですか
- 半分は蒸してつぶし、小分けにして冷凍してください。残りを新聞紙で包んで冷暗所に置けば無駄が出ません。