新玉ねぎの保存|基本と押さえどころ
みずみずしくて甘い代わりに、日持ちがしないのが泣きどころです。新玉ねぎの保存は、普通の玉ねぎとまったく別の扱いが要ります。日数の目安と、冷蔵・冷凍の使い分けをご説明します。
概要
新玉ねぎは、収穫後に乾燥させる工程をほとんど経ずに出荷される玉ねぎです。皮が薄く水分が多いため、常温で吊るして数か月もつ普通の玉ねぎと同じ扱いをすると、一週間ほどで傷み始めます。基本は買った日から一週間以内に使いきる前提で、風通しのよい涼しい場所か冷蔵庫の野菜室に置きます。使いきれない分は、切って冷凍するか加熱してから保存に回すのが現実的です。
押さえどころ
- 常温で置くなら、袋から出して新聞紙に包み、風通しのよい涼しい場所で5日が目安です。
- 冷蔵庫の野菜室なら、一つずつ新聞紙で包んで立てて置き、10日ほどが目安になります。
- 切ったものはラップで密閉して冷蔵で2日、それ以上なら冷凍に回します。
- 薄切りにして冷凍すれば1か月が目安です。解凍すると食感は失われるので、炒め物や汁物に使います。
- 重ねて置くと下のものから傷みます。かごに立てて並べ、間に空気の通る隙間を作ってください。
- 一つでも傷んだものがあると周りに移ります。買ってきたらまず全体を触って確かめる習慣を付けてください。
具体例
- 新聞紙に包んで野菜室に立てて置く
- 薄切りにして小分けし、平らにして冷凍する
- みじん切りにして飴色になるまで炒め、冷凍しておく
- くし形に切ってレンジで加熱し、冷蔵で作り置きにする
- 丸ごとラップで包み、レンジで加熱してからスープに使う
- まとめて甘酢に漬け、冷蔵で保存する
実践のコツ
- 買った日に使う分と保存する分を分けてしまいます。数日置いてから考えると、たいてい傷んでからになります。
- 飴色に炒めたものを製氷皿で凍らせておくと、カレーやスープに一かけずつ足せて無駄が出ません。
- 冷凍する前に平らにならして袋に入れます。厚みがあると凍るのに時間がかかり、解凍後に水が出ます。
講師への質問
- 外側がぬるっとしてきたときはどうすればいいですか
- その層をむいて内側が固く締まっていれば、その日のうちに加熱して使ってください。芯まで軟らかいものは処分します。
- たくさんもらったときはどうすればいいですか
- 半分は薄切りで冷凍、半分は飴色に炒めて小分け冷凍にします。そのまま置いておくのがいちばん傷みます。
- 普通の玉ねぎと一緒に置いてもいいですか
- 分けてください。新玉ねぎの水分で普通の玉ねぎまで傷みが早まります。置き場所も温度も別に考えるのが安全です。