とろろ昆布の栄養|基本と押さえどころ
お椀に入れて湯を注ぐだけで一品になるとろろ昆布の栄養について、含まれる成分、塩分との付き合い方、量の目安と保存のしかたをお話しします。
概要
結論から言えば、とろろ昆布は昆布を酢に浸して柔らかくし、表面を薄く削ったものです。食物繊維、ヨウ素、カリウム、カルシウムなどを含みます。一度に使う量は1〜3gと少ないため、栄養面より「だしと食感を手軽に足せる素材」として捉えると使いやすくなります。ヨウ素を多く含む食品なので、毎日大量に食べ続けるのではなく、量は控えめにしておくのが無難です。
押さえどころ
- 1回に使う量は1〜3gが目安で、お椀1杯ならひとつまみで足ります。
- 食物繊維を多く含み、水分を含むととろみが出ます。
- ヨウ素を含む食品のため、まとまった量を毎日続けるのは避けます。
- カリウムやカルシウムも含みますが、使用量が少ないので寄与は限られます。
- 製品によっては食塩が加えられているものもあり、汁物に入れるときは味付けを控えます。
具体例
- 湯を注いでしょうゆを少し垂らした即席の吸い物
- おにぎりの外側にまとわせる
- うどんやそばの薬味にする
- 冷ややっこにのせる
- きゅうりの和え物に加える
- 納豆に混ぜる
実践のコツ
- 湿気を吸うと固まってほぐれなくなります。密閉容器に乾燥剤を入れ、冷暗所で表示期限内に使い切ります。
- 汁に入れるときは火を止めてから加えます。煮立てるとぬめりが強く出て食感が損なわれます。
- だし代わりに使えるので、加えた分だけしょうゆやみそを控えると塩気が重なりません。
講師への質問
- 固まってしまったときはどうすればいいですか
- 湿気を吸った状態です。汁物に入れる用途なら支障はありませんが、ほぐしたいときは軽く広げて乾かします。開封後は密閉して保存するのが確実です。
- 毎日食べても問題ありませんか
- 1〜3gの少量なら日常的な使い方の範囲ですが、ヨウ素を多く含む食品なので大量に続けるのは避け、他の海藻類とのバランスを見ながら使うのが無難です。