ゼロカロリー|基本と押さえどころ
ゼロカロリーという表示は、まったくないという意味ではありません。表示の決まりを知っておくと、飲み物や食品の選び方が落ち着きます。
概要
結論から申し上げますと、表示の基準では飲料100mlあたり5kcal未満、食品100gあたり5kcal未満であれば「ゼロ」「ノン」「無」と表示できます。つまり完全な零ではなく、ごくわずかは含まれている場合があります。甘みは糖の代わりになる甘味料で付けられており、これらは少量で甘みを感じるため、加える量が非常に少なくて済みます。表示の意味を知ったうえで、飲む量や食べる量と合わせて考えるのが現実的です。
押さえどころ
- 飲料は100mlあたり5kcal未満で「ゼロ」と表示できます。
- 食品は100gあたり5kcal未満が基準です。
- 「カロリーオフ」は別の基準で、飲料100mlあたり20kcal未満を指します。
- 糖類ゼロと表示があっても、他の炭水化物を含む場合があります。
- 甘みは糖以外の甘味料で付けられていることがほとんどです。
具体例
- 500mlの飲料でも、基準上は最大で25kcal弱を含む可能性があります。
- ゼロ表示のゼリー1個…数kcal程度が目安です。
- カロリーオフの飲料500ml…最大で100kcal弱になる計算です。
- 無糖の炭酸水…実質的にほぼ零です。
- 砂糖入り飲料500ml…約200kcalが目安になります。
実践のコツ
- 表示は100mlあたりです。飲む量をかけ算して考える癖をつけてください。
- 甘い味に慣れると他の食事の甘みが物足りなくなります。無糖と交互に飲むのが現実的です。
- 食品の場合は「ゼロ」より原材料表示を先に読むほうが、中身の見当がつきます。
講師への質問
- ゼロカロリーは本当に零ですか。
- 完全な零とは限りません。表示の基準では100mlまたは100gあたり5kcal未満であれば「ゼロ」と表示できるため、ごくわずかは含まれている場合があります。
- カロリーオフとの違いはどうなっていますか。
- 基準が違います。飲料の場合、ゼロは100mlあたり5kcal未満、オフは20kcal未満です。500ml飲めばこの差はかなり大きくなります。
- 料理に使ってもいいですか。
- 甘味料の種類によっては加熱で甘みが変わります。煮物より、冷たい飲み物や仕上げに加える用途のほうが味が安定します。