ご飯茶碗|選び方・使い方・手入れ
手にのせたときの重さと縁の当たりで、ご飯の味はずいぶん変わります。ご飯茶碗の大きさや素材、高台の見方と、毎日使うための手入れを、選ぶ順番に沿ってご案内します。
ご飯茶碗とは
ご飯を盛るための、手に持って使う碗です。口径と高台の比率で持ちやすさが決まり、素材の厚みで熱の伝わり方と重さが変わります。
種類と違い
- {"name":"磁器","note":"薄手で軽く、汚れが染みにくいため日常使いに最も向きます。"}
- {"name":"陶器","note":"厚みがあって手が熱くなりにくい代わりに、重さと吸水性があります。"}
- {"name":"漆器","note":"軽くて口当たりがやわらかく、熱が伝わりにくいのが持ち味です。"}
- {"name":"木の碗","note":"落としても割れにくく、手になじみますが、長時間の水中放置に弱いです。"}
- {"name":"多用碗(口の広い形)","note":"丼にも小鉢にも使え、一人暮らしの器数を減らせます。"}
選び方
- 口径を先に決めてください。11cm前後が一般的で、少食の方は10cm、大盛りなら12cmが目安です。
- 実際に持ってみて、高台に親指以外の四本が無理なく入るか確かめます。ここが持ちやすさの分かれ目です。
- 重さは空の状態で150〜220gを目安にします。それ以上はご飯を入れると手が疲れます。
- 縁の形を見ます。外に反った縁は口当たりがよく、まっすぐな縁は最後の一粒まで箸で集めやすくなります。
使い方
- 盛る量は容量の七分目までにしてください。縁まで盛ると持ったときに指が汚れます。
- 熱いご飯を入れる前に、器を軽く湯で温めるとご飯が冷めにくくなります。
- 陶器は使う前に十秒水にくぐらせてください。においと色移りが減ります。
お手入れ
- 洗ったらすぐ拭いて、伏せずに立てて乾かしてください。高台に水が残るとカビの元です。
- 陶器の貫入に色が入ったら、米のとぎ汁で二十分煮て冷ますと目立ちにくくなります。
- 食器洗い機と電子レンジは、器の底の表示を確認してから使ってください。漆器と金彩は避けます。
講師への質問
- 夫婦で同じ大きさにするか迷ったときはどうすればいいですか
- 食べる量が違うなら口径を一センチ変えてください。同じ量に見えて、盛り足す回数が減ります。
- 縁が欠けてしまったときはどうすればいいですか
- 口が当たる部分の欠けは使用を止めてください。高台の小さな欠けなら、紙やすりで角を落として使えます。
- 長く使える一つを選ぶときはどうすればいいですか
- 同じ器が単品で買い足せるかを確認してください。割れたときに一つだけ補えるほうが結局長持ちします。