保温弁当箱|選び方・使い方・手入れ
昼になっても温かい汁物やご飯を食べられるのが保温弁当箱です。型ごとの違い、容量の選び方、詰め方と手入れのこつまで、教室でお伝えしている順にご案内します。
保温弁当箱とは
真空の層で熱を逃がしにくくした容器に食べ物を入れ、温かさを保ったまま持ち運ぶ弁当箱です。ご飯・おかず・汁物を分けて収める組み合わせ型と、汁物だけを入れる単体型があります。
種類と違い
- スープジャー型:汁物や煮込み専用で、口が広く洗いやすいのが利点です。
- ご飯容器付きの組み合わせ型:保温するのはご飯と汁物だけで、おかずは常温で持ちます。
- 丼型:具とご飯を上下に分け、食べる直前にのせて丼として仕上げます。
- ランチジャー型:容量が大きく、汁物とご飯とおかずを一度に運べます。
- 保温カバー付きの薄型:日常の弁当箱にカバーを足したもので、かさばりません。
選び方
- 容量からお決めください。女性や小食の方は400〜500ml、しっかり食べる方は700〜900mlが目安です。
- 保温の性能は「6時間後に何度」という表示で比べられます。昼まで温かさを求めるなら6時間で60度以上を目安に。
- 口の直径が7cm以上あるものは、スプーンも手も入れやすく、洗うのが楽です。
- 分解できる部品が少ないほど、毎日の手入れが続けやすくなります。
使い方
- 使う前に熱湯を注いで2分置き、容器自体を温めてから中身を入れてください。
- 中身は必ず熱いうちに詰めます。ぬるいものを入れると、昼までに温度が下がります。
- 口いっぱいまで入れず、8分目で止めると汁がこぼれず、保温も効きます。
お手入れ
- 使ったらすぐ洗い、パッキンを外して別に洗ってください。においの残りが防げます。
- においが取れないときは、ぬるま湯に重曹を小さじ1溶かして30分浸します。
- 外側の金属部分は食器洗い機を避け、やわらかい布で拭くと表面の傷みを防げます。
講師への質問
- 昼まで温かさを保つにはどうすればいいですか
- 容器を熱湯で予熱し、90度近い中身を8分目まで詰めてください。この二つだけで昼の温度がかなり変わります。
- 生の食材を入れて調理に使えますか
- 肉や卵は必ず加熱してから入れてください。保温は加熱ではありませんので、生のまま入れる使い方は避けます。
- 冷たいものを入れてもいいですか
- 保冷にも使えます。ただし温かいものと同じ容器を使ったあとは、においが移らないようよく洗ってからにしてください。