密閉容器|選び方・使い方・手入れ
密閉容器は、作り置きと下ごしらえの土台になる道具です。素材と蓋の作りで向き不向きがはっきり分かれますので、選び方から手入れまで順にお伝えします。
密閉容器とは
密閉容器は、蓋とパッキンで空気の出入りを抑え、食品の乾燥と匂い移りを防ぐ入れ物です。冷蔵、冷凍、電子レンジのどこまで使えるかは素材で決まりますので、用途を先に決めてから選ぶのが確実です。
種類と違い
- {"name":"ガラス製","note":"匂いも色も移らず電子レンジも使えますが、重く、落とすと割れます。"}
- {"name":"ポリプロピレン製","note":"軽くて安く電子レンジに使えますが、油や色の濃い料理で着色することがあります。"}
- {"name":"ホーロー製","note":"直火にかけられて酸に強い一方、電子レンジには使えません。"}
- {"name":"ステンレス製","note":"丈夫で冷めやすく重ねやすいものの、中身が見えず電子レンジも不可です。"}
- {"name":"保存袋型","note":"平らにして冷凍でき場所を取りませんが、繰り返し使う用途には向きません。"}
- {"name":"真空タイプ","note":"空気を抜いて日持ちを延ばせますが、弁やパッキンの手入れが要ります。"}
選び方
- 使う場所を先に決めてください。電子レンジまで通すならガラスかポリプロピレン、直火まで使うならホーローです。
- 蓋の形を見ます。四辺で留めるロック式は汁物に強く、かぶせ式は出し入れが速い代わりに横倒しに弱いです。
- 冷蔵庫の棚の高さを測ってから容量を選んでください。積み重ねられる四角形のほうが場所を無駄にしません。
- パッキンが外せるかを確かめます。外して洗える作りでないと、数か月で匂いが残ります。
使い方
- 熱いものは粗熱を取ってから入れてください。湯気がこもると水滴になり、傷みが早まります。
- 冷凍は平らにならして薄く入れます。厚みが2cm以内なら、凍るのも解けるのも速くなります。
- 中身と日付を書いたテープを貼ってください。見た目が似た常備菜ほど取り違えが起こります。
お手入れ
- パッキンは毎回外して洗い、完全に乾かしてから戻してください。ここが匂いのもとになります。
- 色移りしたポリプロピレンは、水1Lに酸素系漂白剤小さじ2を溶かして30分浸けると薄まります。
- 蓋とパッキンを外したまま重ねて保管すると、ゴムがへたらず密閉の力が長持ちします。
講師への質問
- 容器の匂いが取れないときはどうすればいいですか
- 米のとぎ汁に一晩浸けるか、重曹大さじ1を溶いたぬるま湯に2時間浸けてください。それでも残るなら買い替えどきです。
- 何個そろえればいいですか
- 二人暮らしなら中サイズ4個、小サイズ4個が目安です。同じ形でそろえると積み重ねやすく、蓋の取り違えも減ります。
- 冷凍から電子レンジへ直接かけてもいいですか
- 表示を必ず確かめてください。急な温度差に弱い容器もありますので、心配なら蓋を外して耐熱皿へ移してください。