オーブンレンジ|選び方・使い方・手入れ
温めも焼きも一台で引き受けてくれる、台所の中心にいる道具がオーブンレンジです。種類の違いと選び方、焦がさず使う手入れまでお話しします。
オーブンレンジとは
オーブンレンジは、電子レンジの温め機能とオーブンの加熱機能をひとつにまとめた調理器です。庫内の広さや加熱方式の違いで、できることと置き場所が変わります。
種類と違い
- {"name":"単機能電子レンジ","note":"温めと解凍だけに絞った型で、価格も設置場所も小さく収まります。"}
- {"name":"オーブンレンジ","note":"温めに加えて庫内を高温にでき、焼き菓子やグラタンまで一台で作れます。"}
- {"name":"スチーム機能付き","note":"水蒸気を加えて加熱するため、蒸し物やパンの温め直しがしっとり仕上がります。"}
- {"name":"過熱水蒸気タイプ","note":"高温の水蒸気で焼くもので、揚げ物の温め直しが得意です。"}
- {"name":"フラットテーブル型","note":"回転皿がなく庫内が平らで、大きな皿が置け、掃除も楽になります。"}
選び方
- 置き場所を先に測ります。上と左右に必要な放熱の隙間は取扱説明書に書かれているので、本体寸法だけで決めないでください。
- 庫内容量は、2人までなら20〜26リットル、家族が多いなら30リットル前後が目安です。
- 作りたいものから逆算します。温めが中心なら単機能で足り、焼き菓子やパンを作るならオーブン性能を見ます。
- 庫内がフラットかどうかで掃除の手間が変わります。使う頻度が高い家庭ほど効いてきます。
使い方
- ポイントは予熱です。オーブンは指定温度まで温めてから入れないと、表示どおりの時間で焼けません。
- 温めは中央より少し外側に置きます。回転皿でもフラットでも、端のほうが早く温まります。
- 肉や魚を焼くときは、天板の真ん中でなく手前寄りに置き、途中で向きを変えると焼き色が揃います。
お手入れ
- 使った当日、庫内が温かいうちに固く絞った布で拭きます。冷えると汚れが固まります。
- こびりつきには、耐熱容器に水200mlを入れて2分温め、蒸気で緩めてから拭き取ります。
- 扉のパッキンと角を月に一度点検します。汚れがたまると閉まりが甘くなり、加熱むらの原因になります。
講師への質問
- 温めムラが出るときはどうすればいいですか
- 食品を平らに広げ、中央を少しくぼませてください。途中で一度取り出して混ぜるか、器の向きを変えるだけでも変わります。
- 予熱は必ず必要ですか
- 焼き菓子と肉料理では必要です。温度が上がる途中で入れると、生地がふくらまず、肉からは水分が抜けてしまいます。
- 庫内の匂いが気になるときはどうすればいいですか
- 耐熱容器にレモンの皮と水を入れて3分加熱し、そのまま10分置いてから拭いてください。蒸気と一緒に匂いが抜けます。