ババヘラアイス|特徴・食べ方・由来
薄紅と黄色が花びらのように盛られる姿が、まず目を引きます。ババヘラアイスの発祥と特徴、味わい、食べ方、家で似た雰囲気を楽しむ工夫まで順にお話しします。
ババヘラアイスとは
結論から言うと、ババヘラアイスは秋田県で路上や行楽地で売られてきた氷菓です。金属のへらで盛り付ける売り手の姿がそのまま呼び名になりました。乳脂肪が少ない氷菓なので、口の中でさらりと溶けていきます。
特徴
- 黄色はバナナの風味、薄紅はいちごの風味で、二色を重ねて盛ります。
- へらで花びらのように広げる盛り方そのものが名物になっています。
- 乳成分が少ないため後味が軽く、暑い日でも重く感じません。
食べ方・楽しみ方
- 溶けるのが速いので、受け取ったら日陰に移って早めにいただきます。
- 形が崩れないよう、外側の花びらから順に食べ進めます。
- 二色の境目をあえて一緒にすくうと、味の重なりが楽しめます。
家で楽しむなら
家で似た雰囲気を出すなら、二色のシャーベットをスプーンの背で花びらのように重ねます。乳脂肪の少ない配合にすることが、あの軽さに近づく決め手です。いちごのシャーベット、バナナのシャーベット、かき氷を並べれば、夏の食卓が華やぎます。
由来
戦後、夏の街道や海辺を回る行商の形で広まったと伝えられています。売り手に年配の女性が多かったことと、へらで盛る所作から、この呼び名が定着しました。
講師への質問
- 家で作ると固まりすぎるのはどうすればいいですか
- 凍らせる途中で2回、フォークでほぐしてください。砂糖を果汁の15%ほど入れておくと、凍っても削りやすい固さになります。
- きれいに盛るにはどうすればいいですか
- 金属のスプーンを湯で温め、器の縁に沿って外側から内側へ薄く広げます。一度に多く盛らず、少量を重ねるのがこつです。
- 二色の味の組み合わせは変えてもいいですか
- 色の対比がつけば自由です。桃とメロン、みかんとぶどうなども向きます。甘さの強さをそろえると味がまとまります。