北海道グルメ|特徴・食べ方・由来
海の幸も、乳製品も、羊肉料理も一つの土地にそろいます。北海道グルメは、寒暖差と広い農地、豊かな漁場が生んだ食の集まりで、家庭でも再現できる料理が少なくありません。
北海道グルメとは
北海道グルメとは、北海道で日常的に食べられてきた料理と、観光の中で広まった名物料理をまとめて指す呼び方です。魚介、乳製品、じゃがいもやとうもろこしなどの畑作物、羊肉が柱になっています。寒さの厳しい土地柄から、体があたたまる鍋物や汁物が発達したのも特徴です。
特徴
- 漁場が近いため、いくら、ほたて、かに、さけといった魚介が料理の中心に置かれます。
- 酪農がさかんで、バターやチーズ、牛乳を使った料理と菓子が家庭にも根づいています。
- 羊肉を野菜と一緒に焼く料理が集まりの定番で、専用の鉄鍋を使う家庭も多く見られます。
食べ方・楽しみ方
- 魚介は火の入れ方を控えめにするのがこつです。ほたては片面2分ずつが目安で、加熱しすぎると身が縮みます。
- 羊肉を焼くときは、野菜を鍋の縁に並べ、中央で肉を中心まで焼いてから野菜と合わせます。
- 汁物や鍋は、みそとバターを両方使うと土地らしい味になります。バターは火を止めてから加えてください。
家で楽しむなら
家庭で再現するなら、素材の質を一つだけ上げるのが近道です。じゃがいもを男爵系のほくほくしたものにする、バターを有塩のものにするといった一手間で、味が土地の記憶に近づきます。作りやすいのは、石狩鍋、じゃがバター、ラーメンサラダの三品で、いずれも特別な道具がなくても仕上がります。
由来
北海道の食は、開拓期に各地から移り住んだ人々の郷土料理と、寒冷地に合う作物や家畜の導入が重なって形づくられました。戦後は酪農と漁業の発展、観光の広がりを受けて、家庭料理と名物料理が並び立つ今の姿になっています。
講師への質問
- 家で北海道らしい献立にしたいときはどうすればいいですか。
- 汁物を石狩鍋にして、副菜をじゃがバターにしてください。魚介と乳製品と芋という三つの柱がそろい、土地らしい組み立てになります。
- 魚介が手に入りにくいときはどうすればいいですか。
- 冷凍のほたてやさけの切り身で十分です。解凍は冷蔵庫で一晩かけ、水気をふいてから使うと味がぼやけません。
- 羊肉が苦手なときはどうすればいいですか。
- 肩ロースの薄切りを選び、玉ねぎと一緒に焼いてください。脂の量が控えめで香りもやわらぎ、食べやすくなります。