鹿児島ラーメン|特徴・食べ方・由来
鹿児島ラーメンは、白濁しすぎない豚骨に鶏がらや野菜を重ねた、やわらかな甘みのスープが持ち味です。九州のほかの豚骨とどこが違うのか、麺や具の特徴、家庭で近づける方法までご紹介します。
鹿児島ラーメンとは
鹿児島ラーメンは、鹿児島市を中心に食べられてきた豚骨主体のラーメンです。豚骨に鶏がらや野菜を合わせるため、こってりしすぎず甘みのある味わいになります。替え玉の習慣が薄く、麺はやや太めのストレートが多いのも土地の特徴です。
特徴
- スープは薄く濁った色合いで、後味に野菜の甘みが残ります。
- 麺は中太のストレートで、こしよりもスープとのなじみを重視した食感です。
- 焦がしねぎや揚げねぎを添える店が多く、香ばしさが加わります。
食べ方・楽しみ方
- 先に出される漬物をつまみながら待つのが、この土地の習慣です。
- スープを一口飲んでから、卓上の白ごまやこしょうで好みに寄せます。
- チャーシューは早めに食べ、脂がスープに溶けきる前に味わいます。
家で楽しむなら
家庭では豚骨を長く煮るのが難しいので、鶏がらスープに豚バラ肉のゆで汁を合わせると近い方向になります。仕上げにキャベツともやしを軽く炒めて加えると、野菜の甘みが補えます。同じスープで焼き豚、もやし炒め、豚汁にも展開できます。
由来
港町として人の往来が多かった土地に、中国由来の麺料理が入って独自に変化したと伝わります。豚の飼育が盛んな地域性から豚骨が使われ、野菜を合わせる作り方が広まりました。
講師への質問
- 博多のラーメンとどう違うのですか
- 鹿児島は豚骨に鶏がらや野菜を合わせるため、色が薄く甘みが出ます。麺も細麺ではなく中太が多く、替え玉の習慣も一般的ではありません。
- 家で豚骨のにおいが気になります
- 骨を一度たっぷりの湯で5分ゆでこぼし、流水で血合いを洗ってから煮直してください。それだけで香りがかなり和らぎます。
- スープが薄く感じるときはどうすればいいですか
- 塩を足す前に、炒めた玉ねぎやキャベツを加えて10分煮てみてください。甘みが出て、塩を増やさずに満足感が上がります。